The Quakes/The Quakes
ニューヨーク州バッファロー出身のThe Quakesは、1986年に結成されたアメリカ初のサイコビリーバンドのひとつ、あるいは初のバンドです。自分たちの音楽スタイルを受け入れてくれるオーディエンスが見つからなかったため、1987年にイングランドへ移住し、ネルヴォス・レコードと契約して1988年にこのセルフタイトルのデビューアルバムをリリースしました。
1988年6月4日、伝説的なサイコビリー・クラブ「クラブフット」でデビューを飾ったバンドは、ハッキニーのオパズ・スタジオでプロデューサーのポール「ドック」スチュワートとともに録音しました。ディスコグスで平均評価4.42という高評価が、この作品の歴史的な価値を証明しています。
ジャンルと音楽性
U.K.のサイコビリーバンドとは異なり、The Quakesは本当に速く演奏し、よりスラッシーなサウンドを持っており、彼らが演奏するスピードはこのスタイルを演奏するバンドとして驚異的です。デビューアルバムはハードヒッティングなサイコビリーとハードコアの融合で、ストレイ・キャッツへのオマージュのようなカヴァーに反して、ロングアイランドのトリオとはほとんど何の関係もない音楽を展開しています。

The Quakes/The Quakes
おすすめのトラック
- Pack Our Bags and Go
アルバムの幕開けを飾るこのオープナーで、ポール・ロマンのグレッチギターはアルバム全体を通じて鳴り響き続けます。
デビュー作の人気曲として長年ファンに愛されてきた本曲は、The Quakesが何者かを最初の一音で完璧に宣言するアルバムの入口として機能しています。 - Psychobilly Jekyll and Mr. Hyde
アルバムのスタンドアウト・トラックとして挙げられる重要曲のひとつです。
ロバート・ルイス・スティーヴンソンの古典的な二重人格の物語をサイコビリーの文脈で解釈したこの楽曲は、The Quakesのユーモアと文学的な想像力が最もよく発揮された一曲で、デビュー人気曲として今なく愛されています。 - Where Did It Go?
アルバムのスタンドアウト・トラックのひとつとして高く評価される一曲です。
疾走するサイコビリーのグルーヴの中に、哀愁と疑問が滲み出るこのトラックは、The Quakesが単純な爆発力だけでなく、感情的な深みも持つバンドであることを示しています。 - Satan On My Side
アルバムを締めくくる全12曲目のクロージング・トラックです。
「悪魔が俺の味方だ」というタイトルが示す通り、The Quakesのホラー的世界観とハードコア的な爆発力が最終的に爆発するこのトラックは、このデビューアルバムの完璧な締めくくりとして、30年以上が経過した今も聴き手に強烈な後味を残します。
アルバム総評
このアルバムは、もしThe Quakesがいなければ、アメリカが独自のサイコビリーシーンを持てたかどうか分からないほどの歴史的意義を持つ、クラシックなサイコビリーのリリースです。「Pack Our Bags and Go」「Psychobilly Jekyll and Hyde」「You’re Dead」「Where Did It Go」といったクラシックを含む本作は、サイコビリー真のファンなら必携の一枚です。
🎵Pack Our Bags and Go


