Rock/Alternative アークティック・モンキーズ『Humbug』― シェフィールドの俊英たちがジョシュ・オームとともにジョシュア・ツリーの砂漠へ消え、持ち帰ったのはインディロックの名声ではなく、サイケデリックな闇と砂埃の匂いだった
イングランド、シェフィールド出身のロックバンド、アークティック・モンキーズの3rdスタジオアルバム『Humbug』は、2009年8月19日にドミノ・レコーディング・カンパニーよりリリースされました。クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オームとジェームズ・フォードが共同プロデュースを担当し、カリフォルニア州バーバンクのピンク・ダック・スタジオ、ジョシュア・ツリーのランチョ・デ・ラ・ルナ、ニューヨーク市のミッション・サウンドで録音されました。デビュー作『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』の超高速インディロックから一転、砂漠のサイケデリアへと大胆に舵を切った本作は、当初賛否を巻き起こしながらも、時を経るごとにその評価を高めてきた問題作にして傑作です。
