Pop/Soul/Jazz

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レスリー・ゴーアが透明感あふれる歌声で描き出す“混乱したハート”の物語。『Lesley Gore Sings of Mixed-Up Hearts』は、60年代ガール・ポップの輝きを詰め込んだ、胸がキュッと締めつけられるようなノスタルジックな名盤

1960年代アメリカのティーン・ポップシーンにおいて、Lesley Goreは数少ない女性シンガーとして強い存在感を放った。デビューから間もない彼女がリリースしたこの『Lesley Gore Sings of Mixed-Up Hearts』は、10代の少女の感情の揺れ動きを、キャッチーで切ないメロディにのせて描いた珠玉のコンセプト・アルバムだ。シンプルながらも胸に刺さる歌詞と、ポップス黄金期ならではのプロダクションが、今なお新鮮に響く。
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アイリーン・キャラの『What a Feelin’』は、煌めく80年代サウンドと情熱的なボーカルが融合した傑作!ダンスフロアと青春映画の記憶がよみがえる、心躍るエネルギー満載のポップアルバムです

1983年にリリースされたIrene Caraの『What a Feelin'』は、ディスコとポップスの熱気が交錯する80年代の空気を濃縮したような一枚。大ヒット映画『Flashdance』の主題歌として世界中に響き渡ったタイトル曲を筆頭に、煌びやかで感情豊かなサウンドが満載。Caraの伸びやかでソウルフルなボーカルは、当時の女性シンガーの中でも際立った存在感を放ち、アルバム全体にポジティブなエネルギーを注ぎ込んでいる。
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煌びやかな80年代のポップス黄金時代を凝縮!ロビー・ネビルのデビュー作『Robbie Nevil』は、都会的なグルーヴ、そして時代を超えて踊りたくなるファンキーなビートで、今なお色褪せない名盤

1986年にリリースされたRobbie Nevilのセルフタイトル・アルバム『Robbie Nevil』は、ポップスとR&B、そして当時の最新ダンスビートを融合させた都会的な洗練が光る一枚。デビュー作にして全米ヒットを記録し、80年代ポップシーンに鮮やかに登場した本作は、時代の空気を捉えつつ、今なお耳に心地よいグルーヴを届けてくれるアルバムである。
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ロッキー・シャープ&ザ・リプレイズの『Shout! Shout!』は、1950年代ドゥーワップへの愛をたっぷり詰め込んだ、エネルギッシュでポップなヴォーカル・アルバム!誰の心にも笑顔とリズムを運んでくれるタイムレスな傑作です

1978年にデビューしたイギリスのボーカル・グループ、Rocky Sharpe & The Replays。彼らは、アメリカ発祥のドゥーワップやロックンロールを、英国のポップセンスで再構築することで1970〜80年代の音楽シーンに一石を投じた。そんな彼らの代表作とも言えるのが、今回紹介するアルバム『Shout! Shout!』である。
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心を揺さぶる美しいメロディと感動的な歌詞が紡ぐ『Back To Bedlam』。ジェイムス・ブラントのソウルフルな歌声が、切なくも温かい余韻を残し、聴く者の心に深く刻まれる名作

James Bluntのデビューアルバム『Back To Bedlam』は、2004年にリリースされ、彼の名を一躍世界に知らしめた作品です。イギリス出身のシンガーソングライターである彼は、シンプルながらも心に響くメロディと、感情豊かな歌声でリスナーを魅了しました。本作は、ブラントの持つ内省的な世界観と、フォークやポップ、ロックの要素を巧みに融合させた珠玉の一枚です。
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愛と怪奇が交差する、妖しくも魅惑的な音楽世界!小島麻由美が独特の歌声と美学で描き出す、幻想的でロマンティックな物語。『愛のポルターガイスト』は、甘美でありながらもどこか妖しい音楽体験をもたらす傑作アルバム

小島麻由美の2009年リリースのアルバム『愛のポルターガイスト』は、彼女の独特な音楽性がより深化し、ジャズ、ロック、ブルース、シャンソンといった要素が緻密に織り交ぜられた作品です。デビュー当初から個性的なサウンドと歌声でリスナーを惹きつけてきた彼女ですが、本作ではさらに妖艶さやミステリアスな雰囲気を増し、タイトルにもある“ポルターガイスト”のように、聴き手の心をざわつかせながらも魅了していきます。
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ネオンが揺れる都会の夜、夢と現実の狭間を漂う幻想的なシティポップ!亜蘭知子が奏でる『浮遊空間』は、時に軽やかに、時に切なく響くメロディが、80年代のノスタルジアと共に心を包み込む

亜蘭知子の『浮遊空間』は、1983年にリリースされた彼女のソロデビューアルバムであり、シティポップとテクノポップが融合した魅力的な作品です。作詞家としても活躍していた亜蘭知子は、繊細な言葉選びと都会的なサウンドで、リスナーを独特の幻想的な世界へと誘います。本作は、80年代の日本のポップスシーンを彩る一枚として、現在も再評価され続けています。
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ファンク、ニューウェーブ、ジャズ、ソウルが絶妙にミックスされた異色のデビュー作『Out Come the Freaks』。ワズ(ノット・ワズ)が描き出す独創的なサウンドとクセになるグルーヴで、80年代初頭のシーンに衝撃を与えた一枚

Was (Not Was)のデビューアルバム『Out Come the Freaks』(1981年)は、ジャンルの枠を超えた実験的なサウンドとユーモラスなセンスが光る異色の一枚です。ファンク、ニューウェーブ、ジャズ、ダンスミュージックを巧みにブレンドし、独自の世界観を築き上げています。バンドの中心人物であるDon WasとDavid Wasのプロデュース能力が発揮され、カラフルかつ風刺的な歌詞と洗練されたアレンジが魅力的な作品となっています。
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R&B、ヒップホップ、ソウルの枠を超え、ローリン・ヒルが自身の人生観と愛、喪失、希望を詰め込んだ名盤『The Miseducation of Lauryn Hill』!心に響く歌声が融合し、90年代音楽シーンに革新をもたらした

1998年にリリースされたLauryn Hillの『The Miseducation of Lauryn Hill』は、R&Bとヒップホップの融合において革新的な足跡を残した歴史的なアルバムです。ソロアーティストとしての彼女の才能を見事に証明し、グラミー賞で史上初となる女性アーティストによる「年間最優秀アルバム」を受賞した作品でもあります。愛、喪失、母性、そして自己発見といったテーマを、深いリリックとエモーショナルなボーカル、そして洗練されたサウンドで描き出したこのアルバムは、リリースから25年以上経った今でも絶大な影響を与え続けています。
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ライオネル・リッチーのソウルフルな歌声と名曲の数々が詰まった『The Definitive Collection』。心温まるバラードから軽快なポップナンバーまで、時代を超えて愛されるサウンドが満載された究極のベストアルバム

ライオネル・リッチー(Lionel Richie)は、1980年代から現在に至るまで、多くのヒット曲を生み出し続けるアメリカのシンガーソングライターであり、R&B、ポップ、ソウルのジャンルで圧倒的な人気を誇るアーティストです。彼のキャリアを総括するベストアルバム『The Definitive Collection』は、彼の音楽的な旅路を振り返るうえで欠かせない作品であり、ザ・コモドアーズ(The Commodores)時代の楽曲からソロキャリアの代表曲までを網羅しています。本作は、彼の温かく甘い歌声と心に響くメロディの魅力を存分に味わえる、まさに“決定版”とも言えるベストアルバムです。
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