Punk/SkaPunk/Garage

ブリンク182『Dude Ranch』―「Dammit」一曲でメインストリームの扉をこじ開けた、ポップパンク黄金時代の幕開けを告げる1997年の傑作がここにあります

カリフォルニア州サンディエゴ出身のロックバンド、blink-182の2ndスタジオアルバム『Dude Ranch』は、1997年6月17日にカーゴ・ミュージックよりリリースされました。エンシニータスのビッグ・フィッシュ・スタジオで録音され、マーク・トロンビーノがプロデュースを担当しています。ツアー中に大部分が書き上げられた本作は、バンドお得意の奇妙なユーモアと、成熟・恋愛・時間といったテーマが混ざり合った独自の世界観を持っています。ワープド・ツアーへの4ヶ月間の参加を含む精力的なツアー活動と、「Dammit」のラジオでのブレイクスルーによってバンドの知名度を大きく押し上げ、アメリカでプラチナ認定を獲得しました。
Punk/SkaPunk/Garage

ブラック・フラッグ『Damaged』― 1981年、ウェスト・コーストの路地裏から投げ込まれた音のモロトフ・カクテル!ハードコアパンクという概念そのものを定義した、世界で最も危険なデビューアルバムです

カリフォルニア州ハーモサビーチ出身のハードコアパンクバンド、ブラック・フラッグのデビュースタジオアルバム『Damaged』は、1981年11月にエスエスティー・レコードよりリリースされました。ウェスト・ハリウッドのユニコーン・スタジオで録音された本作は、リリース当初こそ批評家からも大衆からも無視されましたが、その後ハードコアパンク史上最も影響力のある作品のひとつとして広く認められ、数々の「ベスト・アルバム」リストに名を連ねることとなりました。ローリング・ストーン誌の「史上最も偉大な500枚のアルバム」で340位に選出され、ピッチフォークの「1980年代トップ100アルバム」では25位にランクインしています。また、カート・コバーンが生涯ベスト50枚に選んだことでも知られています。
Rockabilly/Psychobilly

ブラック・キャッツ『CREAM SODA PRESENTS~BLACK CATS』―クリームソーダという文化から生まれた日本ロカビリーシーンの伝説が、ここから始まりました

ブラック・キャッツの記念すべきファースト・アルバム『CREAM SODA PRESENTS~BLACK CATS』は、伝説の始まりを告げる一枚です。テクノ・ニュー・ウェーブ全盛の80年代初頭にロカビリーで頑張ったブラック・キャッツのデビューアルバムで、キッチュというか、存在感はパンキッシュでした。原宿のロカビリー系ブランド「クリームソーダ」が手がけたファッションと音楽が一体となったプロジェクトとして誕生し、音楽、ビジュアル、スタイルの三位一体でシーンに登場した本作は、全14曲・約41分という構成で、日本のロカビリー史に消えることのない足跡を残しています。2021年には最新デジタルリマスター・SHM・CD・紙ジャケで復刻されており、改めて多くのリスナーの耳に届くこととなりました。
Punk/SkaPunk/Garage

ビッグ・ディー・アンド・ザ・キッズ・テーブル『How It Goes』―ボストン・スカパンクシーンの最高傑作にして、アブソリュートパンクが92点を叩き出した2004年最大の問題作がここにあります

ボストンを拠点に活動するスカパンクバンド、ビッグ・ディー・アンド・ザ・キッズ・テーブルの3rdスタジオアルバム『How It Goes』は、2004年にスプリングマン・レコードとムーン・スカよりリリースされました。マサチューセッツ州ストートンのアウトポストで録音され、ジム・シーゲルがプロデュースを担当した本作は、全20曲・76分16秒という圧倒的なボリュームを誇ります。フロントマンのデイヴィッド・マクウェインは「音楽をやりたいバンドがいる一方で、音楽家がいる。俺たちはモダン・アメリカン・ジプシーだ」と語っており、その言葉通り、このアルバムには妥協のないディーアイワイ精神と音楽への純粋な愛が全編に漲っています。
Rockabilly/Psychobilly

バットモービル『Bail Was Set At $6,000,000』―「Kiss Me Now」から「Ace of Spades」まで、ライブのたびに観客を狂乱させてきた名曲たちが一枚に結集した、欧州サイコビリー史の金字塔がここにあります

オランダのサイコビリーバンド、バットモービルの2ndスタジオアルバム『Bail Was Set At $6,000,000』は、1988年にネルヴォス・レコードよりリリースされました。1983年に結成された伝説的なバットモービルは、イギリス以外のバンドとして初めて影響力のあるサイコビリークラブ「クラブ・フット」に出演した最初のバンドとして知られています。本作ではこれまでのアルバムよりもギターをフロントに押し出すことで、バットモービルとして最もヘヴィなサウンドを実現しており、「Kiss Me Now」「Calamity Man」、そしてモーターヘッドのカヴァー「Ace of Spades」といった長年のライブ定番曲が詰まった充実の全12曲です。
Rockabilly/Psychobilly

バーンヤード・ボーラーズ『Punkabilly Invasion』― 酔っ払ったヒルビリー4人がパンクとカントリーとロカビリーをぶちまけた、33分間の狂乱パーティー

カリフォルニア州サンディエゴのカオス・パンカビリーバンド、バーンヤード・ボーラーズのデビューアルバム『Punkabilly Invasion』は、1997年にヘアボール8レコードよりリリースされました。幼馴染のリッチとロブという二人の幼なじみが、イギリスとアメリカのパンクロック、インダストリアル、メタル、ニュー・ウェーブというそれぞれ異なる音楽的バックグラウンドを持ちながら、ヨーロッパのサイコビリーシーンに感化されてバンドを結成したという経緯が、このバンドの唯一無二のサウンドを生み出しています。全13曲・33分47秒という構成で、カントリー、パンク、ロカビリーが手加減なしに叩きつけられる、笑いと爆発力に満ちた傑作です。
Rock/Alternative

バー・イタリア『Some Like It Hot』― ポストパンク、シューゲイザー、サイケデリア、フォークポップが溶け合う、2025年インディロックシーンで最も熱く、最も映画的な一枚がここにあります

ロンドンを拠点に活動するアートポップ・トリオ、バー・イタリアの5thアルバム『Some Like It Hot』が、2025年10月17日にマタドール・レコードよりリリースされました。ニーナ・クリスタンテ、ジェズミ・タリク・フェフミ、サム・フェントンの三人からなる本バンドは、5年間で5枚のアルバムをリリースするという驚異的なペースで創作を続けてきました。1959年の映画「お熱いのがお好き」からタイトルを借りた本作は、ロマンス、陰謀、自己発見、そして恍惚が脈打つ、ラストフルなロッカー、呪文のようなフォークポップ、パンチドランクなバラードで彩られた充実の12曲です。
Rockabilly/Psychobilly

バナナ・メタリック『Nice to Meat You』― ゾンビ映画のセットから飛び出したフランスの異端児たちが、ホラーとユーモアとロックンロールを血まみれのスムージーにして叩きつけた14曲

フランス出身のサイコビリーバンド、バナナ・メタリックの3rdスタジオアルバム『Nice to Meat You』は、2008年にキラー・バナナスよりリリースされました。「バナナ・メタリック」とはフランス語で「キラー・バナナ」を意味するというだけで、すでにこのバンドの性格が伝わります。バンドは映画的・音楽的文化が混ざり合った独自のホラー・サイコビリースタイルを確立しており、世界中を精力的にツアーしてそのユニークな世界観とライブでのエネルギーで知名度を高めてきました。容赦のない猛烈さに満ちた荒々しいロックンロールを全14曲で展開する3rdアルバムは、ベルリエ・ノワールのロランとマッドキャップスのエラをゲストに迎え、20ページの狂気に満ちたブックレットとともに6パネルのダイジパックに収められた、ホラーロックのファン必携盤です。
Pop/Soul/Jazz

ニュージーランド発・極上グルーヴ・ポップの超新星!バル・ブリガダ(Balu Brigada)が放った、夜遊びの焦燥とチルな多幸感が交錯する傑作『I Should Be Home』

「お利口に整えられた退屈なインディー・ポップにも、ただ激しいだけのロックにも飽き飽きだ。身体の底から踊り出したくなる、ファンキーで、チルで、最高にクールなポップ・ミュージックが聴きたい!」 そんな全ロック・キッズやブラック・ミュージック好きの渇望に、200%の極上のセンスをもって回答してくれたのが、バル・ブリガダの本作です。 ここで鳴らされているのは、ゴリラズやフランク・オーシャンのハイブリッドなジャンルレス感と、トゥー・ドア・シネマ・クラブやザ・ストロークス直系の鋭角なギター・カッティングの奇跡的な融合。 PierreとHenryの甘く気だるげなボーカルワークと、耳を劈くような極太のベースラインが絡み合い疾走する瞬間、あなたの退屈な自室は一瞬にしてネオンがきらめく夜のハイウェイ、あるいは深夜3時のチルアウトなクラブフロアへと変貌します!
Pop/Soul/Jazz

80sシンセ・ポップの眩い光と、胸を締め付けるノスタルジーの奇跡!バッド・サンズ(Bad Suns)が絶望の時代に放った、最高にきらびやかでダンサブルな現代インディーの傑作『Apocalypse Whenever』

「灰色の退屈な日常から今すぐ脱け出して、ネオンライトが煌めく夜のハイウェイを、最高のポップ・ソングと共にドライブしたい!」 そんな全インディー・キッズやポップス・ファンの渇望に、200%の極上の輝きをもって回答してくれたのが、バッド・サンズの本作です。 ここで鳴らされているのは、まるで1980年代の青春映画のサウンドトラックから飛び出してきたかのような、きらびやかでノスタルジックなシンセサイザーのレイヤーと、心躍るダンサブルなベースライン。 フロントマンであるクリスト・ボウマン(Christo Bowman)の伸びやかでどこか切なさを湛えたハイトーン・ボイスが、極上のポップ・ビートに乗って疾走する瞬間、あなたの退屈な部屋は一瞬にしてドリーミーなダンスフロアへと変貌します!
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