House/Electronic 都会の虚飾と舗道のリアル!ヘヴン 17が『Penthouse and Pavement』で描いた、踊れる社会風刺の極致
1981年、初期ヒューマン・リーグを脱退したマーティン・ウェアとイアン・クレイグ・マーシュが、ボーカリストにグレン・グレゴリーを迎えて結成したのが「ヘヴン17」です。彼らのデビュー作『Penthouse and Pavement』は、当時のシンセポップの枠組みを大きく超え、ファンク、ソウル、そして鋭い社会政治的なメッセージを融合させた革新的な一枚でした。タイトルの「ペントハウス(豪華な屋上階)」と「ペイヴメント(舗道)」が象徴するように、上昇志向のヤッピー文化とその裏にある冷酷な現実を、冷徹かつ情熱的なビートで描き出しています。
