Punk/SkaPunk/Garage

The Milkshakes(ザ・ミルクシェイクス)『After School Session』― 初期キンクスの荒々しさとリンク・レイのハードロッキンなギターが融合した「メドウェイ・サウンド」の真骨頂が凝縮されています

The Milkshakesは主にミッキー・ハンプシャー(ギター兼ボーカル)、ビリー・チャイルディッシュ(ギター兼ボーカル)、ブルース・ブランド(ドラム)、ラス・ウィルキンス(ベース)からなるバンドです。パンクグループ、ポップ・リベッツが1980年に解散した後、ビリー・チャイルディッシュはポップ・リベッツのロードマネージャーだったミッキー・ハンプシャーと手を組みました。二人は共に曲を書き始め、1981年に最初のアルバム『Talking 'Bout... Milkshakes!』をリリース。本作はその2年後の1983年8月にアップライト・レコードから発表されたセカンドアルバムで、ケント州ハーン・ベイで録音された全13曲です。プロデューサーはムーア・マリオットが担当し、「ボーンジー」が録音を担当しています。ディスコグスで平均評価4.43という高評価が、この作品の普遍的な魅力を物語っています。
Rockabilly/Psychobilly

The Meteors(メテオス)『Dreamin’ Up a Nightmare』― 「オンリー・ザ・メテオス・アー・ピュア・サイコビリー」という哲学は40年後も揺るぎない!ザ・メテオスの止まらない猛進がここにあります

サイコビリーというジャンルの発明者として知られるロンドン出身のバンド、The Meteorsの最新スタジオアルバム『Dreamin' Up a Nightmare』は、2021年7月9日にミュータント・ロック・レコードよりリリースされました。ギタリスト兼シンガーのP・ポール・フェネックが1979年にナイジェル・ルイスとマーク・ロバートソンとともに「レジェンダリー・ロー・ディール」として結成したThe Meteorsは、サイコビリーの発明者として広く認められており、このスタイルの音楽のロカビリーからサイコビリーへの変容は、1979〜80年のレジェンダリー・ロー・ディールとの録音から1981年までの初期メテオス録音に容易に聴き取れます。全12曲を収録した本作には、トップ・クラスのサイコビリー・ロックンロールが詰まっており、剃刀のようにシャープなインストゥルメンタルとポール・フェネックののこぎり声が融合しています。
Heavy metal/Hard Rock

MC5『Back in the USA』― チャック・ベリーへの回帰とアメリカへの痛烈な批判を同時に成し遂げた1970年の金字塔が、今もスピーカーを震わせ続けています

デトロイト出身のハードロックバンド、MC5の初のスタジオ・アルバム(通算2作目)『Back in the USA』は、1970年1月15日にアトランティック・レコードよりリリースされました。前作の生々しいライブ盤『Kick Out the Jams』でエレクトラ・レコードとの契約を切られた後、アトランティックと契約し直した本作は、ジョン・ランドーがプロデュースを担当し、デトロイト州イースト・デトロイトのGMスタジオで録音されました。全12曲・28分08秒という驚異的なコンパクトさで、ラジオ向けに磨き上げられながらも革命的な衝動を失わない唯一無二の作品です。
Punk/SkaPunk/Garage

Mayday Parade(メイデー・パレード)『A Lesson in Romantics』― 15年後も「repeat for years to come」と称えられ、スポティファイで10億回再生を超えた、ポップパンクの伝説がここにあります

フロリダ州タラハシー出身のロックバンド、Mayday Paradeのデビュースタジオアルバム『A Lesson in Romantics』は、2007年7月10日にフィアレス・レコードよりリリースされました。キッド・ネームド・シカゴとディファイニング・モーメントという二つのローカルバンドの合流から生まれたバンドが、2007年1月から2月にかけてジョージア州アトランタのツリー・サウンドで録音し、ザック・オダムとケネス・マウントがプロデュースを担当した全12曲・46分42秒の本作は、ビルボード・ヒートシーカーズ・チャートで8位を記録し、ゴールド認定を獲得しています。2022年、リリースから15年後にイースタン・エコーが「Mayday Paradeはアイコニックなレコードの書き方を知っている。これは何年もリピートされ続けるだろう」と評したほど、本作は時を経るごとにその評価を高めています。
Rock/Alternative

Manic Street Preachers(マニック・ストリート・プリーチャーズ)『Everything Must Go』― 絶望の淵から希望へと向かう45分は、ブリットポップ史上最も感動的で最も誠実な名盤として永遠に輝き続けます

ウェールズのオルタナティブ・ロックバンド、Manic Street Preachersの4thスタジオアルバム『Everything Must Go』は、1996年5月20日にエピック・レコードよりリリースされました。『ホーリー・バイブル』のリリースから数ヶ月後、ギタリストのリッチー・ジェームズが失踪し、残りの三人はバンドを続けることを決意して本作を制作しました。マイク・ヘッジスのプロデュースのもと、フランス、カーディフ、ボックスのスタジオで録音された全10曲・45分24秒の本作には、リッチーが失踪前に残した歌詞が5曲に使用されており、彼の絶望の深さを示しながらも、バンドは感傷や崩壊に陥ることなく希望を届けることに成功しています。
Rock/Alternative

Måneskin(マネスキン)『RUSH!』― ユーロビジョン制覇からわずか2年、マックス・マーティンやトム・モレロを巻き込んでロサンゼルスとローマを駆け抜けた52分

イタリアのロックバンド、Måneskinの3rdスタジオアルバム『RUSH!』は、2023年1月20日にエピック・レコードおよびソニー・ミュージックよりリリースされました。ダミアノ・ダヴィッド(ボーカル)、ヴィクトリア・デ・アンジェリス(ベース)、トーマス・ラッジ(ギター)、エタン・トルキオ(ドラム)の4人が、マックス・マーティン、ラミ・ヤクーブ、キャプテン・カッツ、ジャスティン・トランターら豪華コラボレーターと共に50曲以上を録音し、厳選した作品です。ユーロビジョン・ソング・コンテスト2021でイタリアの優勝に貢献し、スリージーなガレージロックバンドのようでありながら現代ポップの土俵でも怯まないMåneskinが、デカダントなパーティー、セクシーなモデル、生の過剰耽溺という世界観を打ち出した意欲作です。
Rockabilly/Psychobilly

The Magnetix(ザ・マグネティックス)『Boo-Bop-A-Boo』― 宇宙人、洞窟人、火星人まで登場するオールドスクール・サイコビリーの狂宴全13曲は、世界中のサイコビリーファンを震撼させた2011年最高の一撃です

ロシア・トゥーラ出身のサイコビリーバンド、The Magnetixの2ndスタジオアルバム『Boo-Bop-A-Boo』は、2011年10月28日にクレイジー・ラブ・レコードよりリリースされました。デビュー作でサイコビリーシーンに衝撃を与えたロシアのトリオが、オールドスクール・サイコビリーバンドとして最高峰のひとつとしての地位を証明した本作は、デビュー作よりもさらに優れた内容で、オリジナルのストンパーとカヴァー曲が詰まった傑作です。ビアー・ファミリー・レコードから「このジャンルで最も素晴らしいバンドのひとつ」と絶賛されたこのファンタスティックなオールドスクール・サイコビリーとネオ・ロカビリーのバンドによる13曲入りの2ndアルバムは、「ロシアのバットモービルへの回答」としても知られています。
Rockabilly/Psychobilly

Mad Sin(マッド・シン)『Chills and Thrills in a Drama of Mad Sins and Mystery』― 高速サイコビリーでヨーロッパのシーンを塗り替えた1988年最大の問題作です

1987年にベルリンで結成されたドイツのサイコビリーバンド、Mad Sinのデビュースタジオアルバム『Chills and Thrills in a Drama of Mad Sins and Mystery』は、1988年にメイビー・クレイジー・レコードよりリリースされました。わずか100ドイツマルクとケバブ一皿という驚くべき低予算でハンブルクへ赴き録音された本作は、ホリーが奏でる力強いスラップベースとケフテ・デヴィルの狂気のヒックアップ・ボーカルを武器に、高速サイコビリーにLSDを染み込ませたような新しく独特のサウンドで、バンドをシーン屈指の人気アクトへと押し上げました。学校を中退したケフテ・デヴィルが、パンクとロカビリーを愛するギタリストのスタインと、ベース歴わずか4週間のホリーとともに結成したバンドが、ベルリンの怪しいバーでのギグを経て世界に放った、全13曲の傑作デビュー盤です。
Punk/SkaPunk/Garage

Mad Caddies(マッドキャディーズ)『Duck and Cover』― 「スカパンクシーンで最も過小評価されたアルバムのひとつ」と絶賛された全12曲35分は、キャッチーで、ちょっとおバカで、でも本当に本当に音楽的

カリフォルニア州サンタ・バーバラ出身のスカパンクバンド、Mad Caddiesの2ndスタジオアルバム『Duck and Cover』は、1998年8月11日にファット・レック・コーズよりリリースされました。バンド自身のセルフ・プロデュースによる全12曲・35分07秒の本作は、スカパンクシーンで最も過小評価されたアルバムのひとつとして、パンクニュースをはじめ多くのメディアから絶賛を受けています。ティム・アームストロング&ルイ・アームストロングがビリー・ジョー・アームストロングとサンスプラッシュのショーでジョインするという「ホーンで吹き飛ばされる」勢いの、ボーカルのチャック・ロビンソンとトランペットのキース・バウアーを中心とした12曲のアルバムです。
Rock/Alternative

THE MACKSHOW(ザ・マックショウ)『BEAT the MACK SHOW!』― グリースとリーゼントと爆音ギターで「ロックンロールとは何か」を叩きつける、2003年最高の傑作デビューアルバムがここにあります

2003年には結成12周年となるザ・コルツのメンバーによる変名ユニット、THE MACKSHOWの『BEAT the MACK SHOW!』は、1950〜60年代ロックンロール満載の本作、懐かしくも新しい、でもやっぱり21世紀じゃない独特の世界に彩られています。2003年5月28日にBAD Recordsよりリリースされた全14曲・34分05秒の本作は、「GREASE ME」から「BE MY BABY」まで、一秒も無駄のない爆走ロックンロールが詰まっています。アマゾンのレビュアーからは「このアルバムからマックショウが始まりました。ロックンロールとはなにか!と想いがつまった素晴らしいアルバムです」「探していたロックンロールアルバム!!ジャパニーズロックを聞きたいならこれです!!」という声が寄せられており、日本のロックンロール・シーンを語るうえで欠かせない重要盤として今なお愛され続けています。
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