Pop/Soul/Jazz

Jungle(ジャングル)『Jungle』― 70年代ファンクの魂と現代ダンスミュージックの躍動が奇跡的に融合した39分間は、あなたの体を自然と動かします

ロンドン、シェパーズ・ブッシュ出身のジョシュ・ロイド=ワトソンとトム・マクファーランドからなる音楽コレクティブ、Jungleのデビュースタジオアルバム『Jungle』は、2014年7月14日にエックスエル・レコーディングスよりリリースされました。2013年に結成されたJungleは、当初メンバーの正体を秘密にしていました。音楽を取り巻くアートワークやビデオに美的重点を置くためで、二人組のジョシュ・ロイド=ワトソンとトム・マクファーランドはそれぞれ「J」と「T」と名乗っていました。しかし本作リリースまでには本名を明かすこととなり、同年9月にはマーキュリー賞のショートリストに選出されています。
Rock/Alternative

Jack Ruby(ジャック・ルビー)『Hit and Run』― 1973年から1977年に断続的に録音された音源を集めた本作は、ノー・ウェーブの種を最初に蒔いた男たちの生々しい実験の記録であり、プロトパンク史上最も重要な「未完の傑作」がここにあります

1973年から1977年にかけてニューヨークで断続的に録音・ライブ活動を行ったアート・スクロンク・バンド、Jack Rubyの包括的なアンソロジー『Hit and Run』は、2014年4月28日にセント・セシリア・ノウズよりリリースされました。2枚組のこのセットは、1970年代半ばのニューヨークの必聴アート・スクロンクバンドに正当な評価を与えるものであり、ライナーノーツにはオーラル・ヒストリーも収録されています。バンドのプロトパンクな攻撃性はサージュ・シンセサイザーを限定的なバーストで使用しており、コーエンはカル・アーツで電子音楽の学部クラスを教え、サージュ・モジュラー・シンセサイザー・システムの構築を助けるほどの人物でした。ボーカルのロビン・ホール、ギター兼ベースのクリス・グレイ、シンセサイザーのランディ・コーエン、エレクトリック・ヴィオラのボリスという布陣で録音された本作は、スタジオ・デモ、リハーサル・パフォーマンス、ランダムな実験が収集されており、記憶に残るほどワイルドでありながら、楽しめる内容となっています。
Punk/SkaPunk/Garage

The Interrupters(ザ・インタラプターズ)『In the Wild』― グリーン・デイ、フォール・アウト・ボーイ、ウィーザーと並んで立ったバンドが、2022年最もimpassioned(情熱的)な14曲で世界に放ったスカパンクの傑作がここにあります

ロサンゼルス出身のスカパンクバンド、The Interruptersの4thスタジオアルバム『In the Wild』は、2022年8月5日にヘルキャット・レコードよりリリースされました。ビヴォナ・スタジオを拠点に、ロンドンのペリー・ヴェール・スタジオ、シェフィールドのシックス・オーディオ、ツアーの楽屋まで様々な場所で録音された全14曲・42分46秒の本作は、ティム・アームストロングが一部プロデュースを担当しています。ヘラ・メガ・ツアーでグリーン・デイ、フォール・アウト・ボーイ、ウィーザーのオープニングアクトを務め、さらなる高みに上り詰めたバンドが、エイミー・インタラプターの個人的な苦闘と回復から生まれた赤裸々な歌詞を武器に届けた、生存と回復力の物語、そして過去の成功を単純に繰り返そうとする安易な衝動を拒絶した大胆な一枚です。
Rock/Alternative

I Am the Avalanche(アイ・アム・ザ・アバランチ)『THE HORROR SHOW』― 「究極の喪失を経験すると、細胞レベルで変わってしまう」と語るヴィニー・カルアナが、親友の突然の死を胸に書き上げた22年目の最高傑作

ニューヨーク拠点のバンド、I Am the Avalancheの5thスタジオアルバム『THE HORROR SHOW』は、2026年4月10日にイコール・ヴィジョン・レコードよりリリースされました。6年ぶりのフルアルバムとなる本作は、フロントマンのヴィニー・カルアナの深い個人的な喪失の中で書かれた作品で、「歌詞の約75%は親友が突然かつ予期せぬ形で亡くなった後に書かれた」とカルアナ自身が語っています。ドラマーのブレット・ロムネスがプロデュース・エンジニア・ミックスを担当し、ニュージャージー州レイク・ホパトコングの湖畔に建つ19世紀の教会を改築したバーバーショップ・スタジオで、10回にわたるセッション(1日のものもあれば1週間に及ぶものも)を経て完成した本作は、バンド史上最もテクスチャー豊かで広がりのあるアルバムとなっています。
Rockabilly/Psychobilly

HorrorPops(ホラーポップ)『Bring It On!』― コペンハーゲン発のパトリシア・デイが、ブレット・グレウィッツのプロデュースのもとサウンドシティで仕上げた、サイコビリー×パンク×ポップの完璧な融合

デンマーク出身のサイコビリーバンド、HorrorPopsの2ndスタジオアルバム『Bring It On!』は、2005年9月13日にヘルキャット・レコードよりリリースされました。カリフォルニア州ヴァン・ナイズのサウンドシティ・スタジオで録音され、ブレット・グレウィッツがプロデュースを担当しています。デビュー作『Hell Yeah!』で構築したアグレッシブなサイコビリーのテンプレートを超えた最初の一歩として、より幅広いサウンドとクリスプなプロダクション、そして豊富なポップ・フックメイキングを組み合わせ、はるかに丸みを帯びた(そして楽しめる)作品に仕上がっています。
Punk/SkaPunk/Garage

Hi-STANDARD(ハイスタンダード)『Growing Up』― NOFXのファット・マイクがプロデュースし、ジャパニーズ・メロコアの歴史を塗り替えた1995年の金字塔

大阪出身の3ピース・メロコアバンド、Hi-STANDARDの初のフルアルバム『Growing Up』は、1995年にトイズ・ファクトリーよりリリースされました(FAT版は1996年)。プロデューサーにNOFXのFAT MIKEを迎え、インディーズ時代のシングル、ベイシティ・ローラーズのカヴァー、ママス&パパスのカヴァーなどを含む全15曲を収録しています。ハイスタの本格的幕開けとなったアルバムで、抜群のメロディセンスとカラっとした風通しのよいキャッチーなサウンドで高速に繰り出す90年代メロコアシーンの草分け的な一枚です。トイズ版とFAT版でジャケットおよび収録曲が一部異なり、FAT版には「Who'll Be Next」と「Sunny Day」の新録音ヴァージョンが追加されています。
Punk/SkaPunk/Garage

HEY-SMITH(ヘイスミス)『Free Your Mind』― 大阪発のホーン入りメロコア五人組が、世界基準を証明した2011年最高の一撃がここにあります

関西から全国に飛び出し、KEN YOKOYAMA、10-FEETなどの先輩バンドのツアーにも参加。ツアー・ファイナルでは大阪BIG CAT(キャパシティー850人)を満員にしてしまった、最も勢いに乗る5人組メロコア・バンドHEY-SMITHの2ndアルバムが2011年にリリースされました。グリーン・デイの歴史的名作『American Idiot』やメタリカ、イエローカード、デフトーンズ、そして宇多田ヒカルまでも手がけるマスタリング・エンジニア「テッド・ジェンセン」を起用。音と楽曲にとことんこだわった傑作で、「ユーモアとLOVEとポリティカルさが同居した、これぞパンクなアルバム」として絶賛されました。
Pop/Soul/Jazz

Haircut 100(ヘアカット・ワン・ハンドレッド)『Pelican West Plus』― UK・アルバムチャート2位を記録し、「死ぬ前に聴くべき1001枚のアルバム」にも選ばれた伝説のデビュー作に、4枚のシングルとビーサイドを加えた決定版がここにあります

1981年に結成されたイングランドのニュー・ウェーブバンド、Haircut 100のデビュースタジオアルバム『Pelican West』は、1982年2月26日にアリスタ・レコードよりリリースされました。ロンドンのラウンドハウス・スタジオで録音され、ボブ・サージェントがプロデュースを担当した本作は、サウスイースト・ジャズファンク・ムーヴメントの一翼を担いながらも、純粋なポップの輝きを持ったクロスオーバー・シングルを3枚生み出すという奇跡を成し遂げました。本作『Pelican West Plus』は、オリジナルの12曲に加え「Boat Party」「Ski Club」「Nobody's Fool(12インチ・ヴァージョン)」「October Is Orange(Day 1 & 2)」「Favourite Shirts(Boy Meets Girl)(12インチ・ヴァージョン)」の5曲のボーナストラックを追加した全17曲・66分の拡張版で、1992年にビーエムジー・アリスタ・レコードよりリリースされました。
Rockabilly/Psychobilly

Guana Batz(グアナバッツ)『Held Down to Vinyl…At Last!』― 25分・10曲のファスト・ストンパーが、1985年のサイコビリーシーンを完全に塗り替えた傑作デビューアルバムがここにあります

ミドルセックス州フェルサム出身のサイコビリーバンド、Guana Batzのデビューアルバム『Held Down to Vinyl...At Last!』は、1985年夏にアイ・ディー・レコードよりリリースされました。ヴォーカルのピップ・ハンコックス、ギタリストのスチュアート・オズボーン、スラップベースのサム・サーディ(元リコシェッツ)、ドラムのデイヴ・ターナーという布陣で録音された全10曲・25分という本作は、前年のラインナップ変更でエレクトリックベースからダブルベースへの転換を果たした後、バンドが満を持して届けたデビュー盤です。テーマとテンポの絶妙なヴァリエーション、タイトなサウンド、巧みに作られた楽曲、そしてスキップしたくなるトラックが一曲もないという完成度の高さが、本作を「サイコビリー史の10大必聴盤のひとつ」と呼ばしめています。ユーケー・インディペンデント・チャートで1位を獲得したという事実は、ザ・メテオーズのみが成し遂げてきたサイコビリーにおける偉業として、バンドの先駆的な地位を確固たるものにしました。
Punk/SkaPunk/Garage

Green Day(グリーン・デイ)『International Superhits!』― ラモーンズとバズコックスを愛するオークランドの三人が、1994年から2000年にかけてポップパンクのルールを書き換えた21発の弾丸

アメリカのロックバンド、Green Dayの初のグレイテスト・ヒッツ・コンピレーション『International Superhits!』は、2001年11月13日にリプリーズ・レコードよりリリースされました。1994年から2000年にかけてリリースされたすべてのシングルに加え、未発表曲「Poprocks & Coke」と「Waiting」のBサイドを再録音した「Maria」、そして映画「アングス」のサウンドトラック収録の「J.A.R.」を含む全21曲・60分44秒という充実の構成です。アールアイエーエーよりダブル・プラチナム認定を受け、イギリスでも同じくダブル・プラチナム、オーストラリアではトリプル・プラチナムを獲得し、全世界で200万枚以上のセールスを記録しています。
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