Rockabilly/Psychobilly

50年代のリーゼント・スピリットを最新のポップ・センスで着飾り、パンクの衝撃をパステルカラーのノイズで塗り替えた!ザ・ポールキャッツが最高傑作『Pink Noise』で鳴らしたのは、単なる回顧ではない!それは、ウッドベースの唸りが、永遠のユース・カルチャーへと昇華した瞬間

1980年代初頭、イギリスで巻き起こったネオロカビリー・ムーヴメント。その中心にいたのが、平均年齢わずか10代後半でデビューしたザ・ポールキャッツ(The Polecats)です。彼らが1981年にリリースした『Pink Noise』は、ストレイ・キャッツと並んでこのジャンルを象徴する一枚でありながら、よりニューウェーブに接近したポップな感性が光る金字塔的な作品です。プロデューサーにデイヴ・エドモンズを迎え、完璧に磨き上げられたそのサウンドは、今なお多くの音楽ファンを魅了して止みません。
Rockabilly/Psychobilly

パンハンドル・アルクスの『Fuffi Bop』は、弾むウッドベースとスラップ・ギターが火花を散らす、ロカビリーの原初衝動を現代に引き戻す一枚!50’sロックンロールの不良スピリットを核に、ガレージの荒さとパンクの速度感を注ぎ込み、酒と汗と埃の匂いが立ち上る生々しいグルーヴを鳴らし続ける

ドイツのロカビリー・シーンから突如として現れた異才、Panhandle Alks。彼らが放ったアルバム『Fuffi Bop』は、古き良き50年代の熱狂をそのまま現代に叩きつけたような、剥き出しのエネルギーに満ちた作品です。ヴィンテージな機材へのこだわりと、ストリートの泥臭い感性が融合した本作は、単なる懐古趣味に留まらない「現在進行形のロックンロール」を体現しています。聴く者を深夜のドライブや煙たいパブの喧騒へと誘う、スリル満点の一枚をご紹介します。
Rock/Alternative

ペンシルベニアから届いたその旋律は、UKポストパンクの憂いと、アメリカン・ポップの清涼感を奇跡的なバランスで融合させたオーシャン ブルーの『The Ocean Blue』!30年以上が経過しても色褪せない、永遠のギターポップ・アンセムがここにある

1989年にリリースされたThe Ocean Blueのデビューアルバム『The Ocean Blue』は、当時のアメリカのメインストリームとは一線を画す、極めて洗練されたサウンドで世界を驚かせました。アメリカ・ペンシルベニア州出身の彼らですが、その音像はまるでイギリスのマンチェスターやブリストルの風景を彷彿とさせます。当時まだ高校生も含まれていたという若き才能たちが作り上げたこの作品は、ビルボード・チャートでも成功を収め、ドリーム・ポップやシューゲイザーの先駆けとしても再評価され続けています。
Punk/SkaPunk/Garage

最速のBPMが刻むのは、怒りか、それとも純粋な遊び心か!ノーエフエックスが1994年に放った金字塔『Punk in Drublic』!メジャーへの背信とパンクへの忠誠を誓ったその旋律は、30年の時を超えてなお、自由を渇望するすべての魂を突き動かす

1994年、パンク・ロックが商業主義の荒波に揉まれる中で、NOFXはあえて「自分たちの流儀」を貫き通しました。エピタフ・レコードからリリースされた本作『Punk in Drublic』は、広告やプロモーションに頼ることなく、純粋な音の衝撃だけで全世界100万枚以上のセールスを記録した伝説的一枚です。ボーカル、ファット・マイクの天才的なソングライティングと、エル・ヘーフェの加入によって完成された多彩な音楽性は、本作を単なる「速いパンク」から「音楽的芸術」へと昇華させました。
Rockabilly/Psychobilly

デンマークが放つ異形のカリスマ、ネクロマンティクス!彼らが放った伝説の2ndアルバム『Curse of the Coffin』は、静寂を切り裂く棺桶ベースの重低音と、闇夜をマッハで駆け抜けるパンクの衝動が交差する!この『棺桶の呪い』にかかったが最後、骨まで痺れるスラップの快感から、貴方は二度と逃れられない

デンマークが誇るサイコビリー界の重鎮、Nekromantix(ネクロマンティクス)。彼らが1991年に発表したセカンドアルバム『Curse of the Coffin』は、シーンの歴史にその名を刻む不朽の名盤です。棺桶型のコントラバス(コフィン・ベース)を操るフロントマン、キム・ネクロマンを中心に、ホラー、B級映画、そして疾走感あふれるロックンロールを融合させた独自の世界観が、この一枚に凝縮されています。
Rock/Alternative

漆黒のR&Bと泥臭いカントリーが、ロンドンの曇り空の下で激突するナッシュビル・ティーンズの『Tobacco Road』!流行に背を向け、ただ己の衝動を鍵盤と喉に叩きつけた「異端児」たちの、あまりに純粋で暴力的な叫び

1960年代、ビートルズを筆頭とした「ブリティッシュ・インヴェイジョン」が世界を席巻する中、ひときわ硬派でワイルドなサウンドを鳴らしたバンドがいました。それがザ・ナッシュビル・ティーンズです。本作『Tobacco Road』は、彼らのエネルギッシュなライブ感と、アメリカのルーツ・ミュージックへの深い敬意が結実した傑作です。当時の流行であったキラキラとしたポップなサウンドとは一線を画す、タフで男臭いサウンドが、半世紀以上の時を超えてなお聴く者の心に火を灯します。
Punk/SkaPunk/Garage

チャタムの路地裏から世界を揺らした、剥き出しのビート!ザ・ミルクシェイクスが放つ、初期衝動の集大成『Nothing Can Stop These Men』! ビリー・チャイルディッシュとミッキー・ハンプシャー、二人の野生が火花を散らす、 これぞ正真正銘、純度100%のガレージ・パンク・バイブル

1980年代初頭のイギリス・チャタム。煌びやかなシンセ・ポップがチャートを席巻していた時代に、あえてモノラル録音とヴィンテージ機材にこだわり、60年代ブリティッシュ・ビートの魂を現代(当時)に蘇らせたバンドがいました。それがザ・ミルクシェイクスです。1984年にリリースされた本作『Nothing Can Stop These Men』は、彼らの膨大なディスコグラフィの中でも、その名の通り「誰にも止められない」勢いに満ちた最高傑作の一枚。装飾を一切排除し、真空管アンプの歪みとドラムの生々しい振動だけで構築されたサウンドは、今聴いてもなお、鮮烈な衝撃を放っています。
Rockabilly/Psychobilly

闇夜を切り裂くスラップベース、脳髄を震わせる狂信のメロディ!ジャンルの創設者メテオスが、不朽の名作『Don’t Touch the Bang Bang Fruit』で世界に叩きつけたのは、流行(トレンド)を焼き尽くすピュア・サイコビリーの炎

サイコビリーという概念そのものを創り出し、今なおその頂点に君臨し続ける絶対的リーダー、P.ポール・フェニック。彼が率いるThe Meteorsが1987年に世に放った『Don't Touch the Bang Bang Fruit』は、単なるアルバムの枠を超え、ジャンルのバイブル(聖書)として語り継がれています。このデラックス・バージョンでは、オリジナル盤が持っていたヒリつくような緊張感に加え、貴重なライブ音源やデモ、シングルB面曲が網羅されています。「Only The Meteors Are Pure Psychobilly」という彼らのスローガンが、単なる誇大広告ではなく、揺るぎない事実であることを証明する重厚なパッケージとなっています。
Rock/Alternative

ロックの概念を塗り替えたデトロイトの反逆児、MC5!その伝説的な歩みを全網羅した究極の決定版『Anthology 1965-1971』が、今あなたの魂を覚醒させる!パンク前夜の暴力的なまでの初期衝動から、洗練されたロック・アンセムまでを凝縮

1960年代後半、アメリカのデトロイトから彗星のごとく現れ、後のパンク・ロックやハードロックの礎を築いた伝説のバンド、MC5。本作『Anthology 1965-1971』は、彼らが活動した激動の6年間の歩みを俯瞰できる決定版のコンピレーションです。初期の荒々しいガレージ・サウンドから、政治的メッセージを内包した過激なライブパフォーマンス、そして洗練へと向かった後期の楽曲まで、彼らが駆け抜けた熱狂の軌跡が鮮明に記録されています。「音楽は革命の道具である」と信じた彼らの、剥き出しのエネルギーに触れることができる貴重な一作です。
Rock/Alternative

マネスキンの鮮烈なるデビュー作『Il ballo della vita』は、彼らが世界を震撼させる直前に放った、生のエネルギーと煌めくような感性が交錯する記念碑的アルバム!ミューズ(女神)「マーレーナ」と共に踊り、叫び、自由を掴み取ろうとする彼らの物語が、今ここから始まる

イタリアが生んだ現代ロックシーンの救世主、マネスキン。彼らが2018年に発表したフルアルバム『Il ballo della vita』(生命のダンス)は、ユーロヴィジョンでの劇的な優勝を果たす以前の、フレッシュで衝動的な彼らの魅力が詰まった作品です。タイトルの通り、解放感と生命力に溢れたこのアルバムは、イタリア国内で大ヒットを記録し、彼らを一躍トップスターへと押し上げました。架空のミューズである「マーレーナ」という女性を軸に展開される本作は、弱冠10代(当時)とは思えない表現力と、ロックへの純粋な愛情に満ちています。