Rock/Alternative ガレージの衝動を超え、サイケデリックな迷宮へ!ケージ・ジ・エレファントが『Melophobia』で見せたのは、既存の枠組みを破壊し、純粋な創造性を研ぎ澄ませた、剥き出しのロックンロールの進化形である
2013年にリリースされたCage the Elephant(ケイジ・ザ・エレファント)のサード・アルバム『Melophobia(メロフォビア)』。タイトルは「音楽嫌い」を意味しますが、これは「特定のスタイルや期待に囚われることへの拒絶」を象徴しています。前2作で見せた荒々しいガレージ・ロックの熱量を保ちつつ、より実験的で、サイケデリックかつメロディアスなアプローチへと舵を切った本作は、彼らが単なる「勢いのあるバンド」から「真のアーティスト」へと脱皮したことを決定づけた、キャリア史上最重要の一枚です。
