Rockabilly/Psychobilly

The Quakes(クエイクス)『The Quakes』― ハードヒッティングなサイコビリーとハードコアの融合が生み出す「驚異的な速さ」で全12曲を疾走する歴史的傑作がここにあります

ニューヨーク州バッファロー出身のThe Quakesは、1986年に結成されたアメリカ初のサイコビリーバンドのひとつ、あるいは初のバンドです。自分たちの音楽スタイルを受け入れてくれるオーディエンスが見つからなかったため、1987年にイングランドへ移住し、ネルヴォス・レコードと契約して1988年にこのセルフタイトルのデビューアルバムをリリースしました。1988年6月4日、伝説的なサイコビリー・クラブ「クラブフット」でデビューを飾ったバンドは、ハッキニーのオパズ・スタジオでプロデューサーのポール「ドック」スチュワートとともに録音しました。ディスコグスで平均評価4.42という高評価が、この作品の歴史的な価値を証明しています。
Rock/Alternative

The Psychedelic Furs(ザ・サイケデリック・ファーズ)『All of This and Nothing』― 「Pretty in Pink」から「President Gas」まで、80年代ポストパンクの最も美しい側面を1枚に凝縮した1988年の決定版

イングランドのロックバンド、The Psychedelic Fursの初のコンピレーション・アルバム『All of This and Nothing』は、1988年8月1日にCBSレコードよりリリースされました。全14曲を収録した本作には、このコレクションのために特別に録音された「All That Money Wants」が1曲含まれています。1988年の本作は基本的に後期のファーズ・コンバートのためのチュートリアルで、バンドの最良の楽曲を一か所にまとめたものです。「President Gas」は最初に書かれた時よりも現在の方がさらに関連性があるほど、その政治的メッセージは今も生きています。
Reggae/Ska

Prince Buster(プリンス・バスター)『Fabulous Greatest Hits』― マッドネスもスペシャルズも崇拝したジャマイカン・スカの金字塔が全12曲に凝縮されています

ジャマイカのスカ・ロックステディ・アーティスト、プリンス・バスターの決定版コンピレーション・アルバム『Fabulous Greatest Hits』は、1968年にファブ・レコードよりリリースされました。プリンス・バスター自身がプロデュースしたこの全12曲の作品は、「アル・カポーン」のチャート席巻を受けてリリースされた、バスターの作品の素晴らしいショーケース」とオールミュージックが評しています。ファブ・レコードからリリースされたオリジナルのアナログ盤は全12曲で、A面にEarthquake、Texas Hold-Up、Freezing Up Orange Street、Free Love、Julie、Take It Easy、B面にJudge Dread、Too Hot、Ghost Dance、Ten Commandments、Al Capone、Barrister Pardonが収録されています。後にトロージャン・レコードからボーナストラック6曲を追加したCD版も発売されています。
Pop/Soul/Jazz

THE PRIMITIVES(ザ・プリミティブス)『Echoes and Rhymes』― 17年ぶりのスタジオ作で選んだのは、60年代の知られざる女性ボーカル曲14曲のカヴァー集

イングランドのインディポップバンド、THE PRIMITIVESの4thスタジオアルバム『Echoes and Rhymes』は、2012年4月23日にエレファント・レコードよりリリースされました。2009年の再結成以来初のアルバムとなる本作は、60年代の「知られざる曲」のカヴァー集です。スーパープロデューサーのポール・サンプソンのもとで制作された本作は、ガレージからサイケデリア、ソウル、サンシャイン・ポップまで複数のスタイルが一つになっており、ザ・プリミティブスの愛情とエネルギーでそれらが再訪問されています。トレーシー・トレーシーは一日も年を取っていないかのように聴こえ、ポール・コートのギターは十分な迫力を持ち、プロデューサーのポール・サンプソンはサウンドをクリーンアップしすぎないよう確実に配慮しています。
Rock/Alternative

Portugal. The Man(ポルトガル・ザ・マン)『Chris Black Changed My Life』― ブラック・ソートとナタリア・ラフォルカデを迎えた2023年最も温かく最も誠実なインディロックの傑作がここにあります

オレゴン州フェアバンクス出身のロックバンド、Portugal. The Manの9thスタジオアルバム『Chris Black Changed My Life』は、2023年6月23日にアトランティック・レコードよりリリースされました。本作はバンドの長年の友人であり、アルバムの名前の由来となったクリス・ブラックへの追悼盤で、2019年5月に亡くなった彼に捧げられています。アルバムは「Dummy」を先行シングルとして2023年3月1日にリリースし、同時に発表されました。ジェフ・バスカー、トミー・ダンバーズ、エサ・タッコーネがプロデュースを担当した全11曲・34分20秒の本作は、6年ぶりの新作として、オレゴン出身のバンドが夏らしいサウンドを保ちながら届けた一枚です。
Rock/Alternative

Pere Ubu(ペル・ウブ)『Dub Housing』― クリーヴランドの荒廃した工業地帯から放たれた問題作は、「イレイザーヘッド」のサウンドトラックに最も近い音楽として今なお語り継がれる、ポストパンク史上最も重要な一枚です

オハイオ州クリーヴランド出身のロックバンド、Pere Ubuの2ndスタジオアルバム『Dub Housing』は、1978年11月17日にクリサリス・レコードよりリリースされました。1978年8月から9月にかけて録音され、Pere UbuとケンI・ハーマンがプロデュースを担当しています。デビュー作『The Modern Dance』より暗く難解な本作は、荒廃した集合住宅と嵐のクリーヴランドの空をジャケットに描き、「Codex」のような荒涼としたサウンドスケープを持つ一方、「Navvy」のバウンシーなバブル(デイヴィッド・トーマスが「俺には欲望がある!」と叫ぶ)や「(Pa) Ubu Dance Party」のシュルレアリスティックなビッグ・ビートも含んでいます。
Punk/SkaPunk/Garage

Pennywise(ペニーワイズ)『Land of the Free?』― ジム・リンドバーグが「世界中の政治活動家のためのサウンドトラック」と称した2001年最高のメロディック・ハードコア盤がここにあります

カリフォルニア州ハンティントン・ビーチ出身のパンクロックバンド、Pennywiseの6thスタジオアルバム『Land of the Free?』は、2001年6月19日にエピタフ・レコードよりリリースされました。ジョー・バレッシとPennywiseのプロデュースのもと、2001年2月から4月にかけて録音された本作は、ビルボード・トップ200で67位、オーストラリアのARIAアルバム・チャートで21位を記録しています。ヴォーカルのジム・リンドバーグはこのアルバムを「世界中の政治活動家のためのサウンドトラック」と呼んでいます。全曲Pennywiseによる作曲ですが、「Who's on Your Side」のみエピタフ・レコードの創設者ブレット・グレウィッツとの共作です。
Rock/Alternative

The Pale White(ザ・ペイル・ホワイト)『Inanimate Objects of the 21st Century』― 21世紀の「無機物」たちへの痛烈な問いかけであり、2026年最もシャープなブリティッシュ・オルタナティブ・ロックの傑作です

ニューカッスル出身のオルタナティブ・ロック・デュオ、The Pale Whiteの3rdスタジオアルバム『Inanimate Objects of the 21st Century』は、2026年3月27日にエンド・オブ・ザ・ウォール・レコーディングスよりリリースされました。ボーカル兼ギターのアダム・ホープとドラムのジャック・ホープというホープ兄弟が、ノースイーストの自宅で全曲書き下ろし・セルフ・プロデュースで完成させた本作は、デジタル過負荷、社会的惰性、文化的退廃というテーマと格闘しながら、前作『The Big Sad』の内省的なサウンドから一転して外に向かい加速する、前作の「邪悪な双子」として位置付けられています。
Punk/SkaPunk/Garage

The Offspring(オフスプリング)『Americana』― アメリカの歪んだ日常を痛快に笑い飛ばしたパンクアルバムの最高傑作です

カリフォルニア州ハンティントン・ビーチ出身のロックバンド、The Offspringの5thスタジオアルバム『Americana』は、1998年11月17日にコロンビア・レコードよりリリースされました。バーバンクのエルドラード・レコーディングで1998年7月から9月にかけて録音され、デイヴ・ジャーデンがプロデュースを担当した本作は、ビルボード200で2位に初登場し、初週19万8000枚以上を売り上げました。The Offspringのキャリアの決定的な転換点のひとつとして、このアルバムは懐疑派に「売れ線に走った」と批判される一方、前作『Ixnay on the Hombre』と同様のパンクの怒りを保ちつつ、よりポップなアプローチを取り入れた作品として評価されました。
Pop/Soul/Jazz

Odyssey(オデッセイ)『Greatest Hits』― ニューヨーク発のディスコ・ソウル・トリオが70年代末から80年代初頭にかけて放った5枚のトップ10ヒットを一枚に集成

ニューヨーク・シティ出身のボーカル・トリオ、Odysseyは1977年から活動するディスコ・ソウルグループで、「Native New Yorker」(1977年)、「Use It Up and Wear It Out」(1980年)、「Going Back to My Roots」(1981年)というディスコ・ヒットで知られています。本コンピレーションには5枚のトップ10ヒットを含む全17曲が収録されており、クラシックなディスコ時代のグループの代表曲をすべて網羅した決定版ベスト盤です。アマゾンの編集レビューは本作を「カリビアンな雰囲気を持つ素晴らしいソフト・ディスコ・バンドの包括的な概観」と評しており、「Native New Yorker」のミリオンセラー・ヒットを筆頭に、バンドの全盛期の輝きが余すところなく詰まっています。
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