Rockabilly/Psychobilly

泥酔した夜に響く破天荒ロックンロール!バーンヤードボーラーズの『Nudie Bar Blues』は、カントリー、サイコビリー、そして下世話なユーモアが絶妙に混ざり合う、誰にも真似できない混沌の傑作アルバム!

Barnyard Ballersのアルバム『Nudie Bar Blues』は、サイコビリー/カウビリー/ロカビリーのカオスな融合によって生まれた、まさに“下世話で最高に楽しい”痛快アルバムだ。彼らの楽曲は常にブラックユーモアと酒場の喧騒、アンダーグラウンドな陽気さに満ちており、このアルバムでもその本質が炸裂している。
Rockabilly/Psychobilly

フランティック・フリントストーンズの『Rockin’ Out & Not Christmas Album』は、常識を蹴飛ばす陽気で破天荒なロカビリー・パーティー!全編にわたって弾けまくるサウンドとユーモアで、季節も気分もすっ飛ばす痛快な一枚!

Frantic Flintstonesは1980年代後半から活動を続けるイギリス発のサイコビリーバンドであり、その名に恥じぬ破天荒でハイエナジーなサウンドを武器に、ヨーロッパを中心にカルト的な人気を誇ってきました。そんな彼らの異色にして注目すべきアルバム『Rockin' Out & Not Christmas Album』は、そのタイトル通り「クリスマスアルバムじゃない」とわざわざ断言するユーモアとアイロニーに満ちた作品ですが、その中身はFrantic Flintstonesらしいグリースまみれのロカビリー魂と、時折顔を覗かせるポップセンスの融合体です。
Rockabilly/Psychobilly

サイコビリーの深淵から這い出たヘルビリーズの『Torture Garden』は、血と汗と狂気が交錯する地獄の花園!鋭利なギター、猛り狂うリズム、魂を削るようなシャウトが交錯する、暴力的でありながら美しさすら感じさせる異形のサウンド体験

アメリカ・カリフォルニア発のサイコビリー・バンド、Hellbillys(ヘルビリーズ)が放つ『Torture Garden』は、そのタイトルが示すとおり、退廃的で暴力的、そしてどこかブラックユーモアを帯びた“拷問の庭”のような作品です。バンドが築き上げてきたダーティで過激な音楽性が凝縮され、パンクとロカビリー、さらにはホラー映画的な美学が激しくぶつかり合うアルバムとなっています。
Reggae/Ska

アグロライツが放つ『Dirty Reggae』は、ジャマイカの黄金時代とロサンゼルスのアンダーグラウンドが出会った奇跡のグルーヴ!古き良きレゲエとソウルフルなロックスピリットが融合し、心と体を同時に揺さぶる真のヴィンテージ・サウンドがここに

2003年にロサンゼルスで結成されたThe Aggrolitesは、「ダーティ・レゲエ(Dirty Reggae)」という独自のスタイルを掲げ、ジャマイカ発祥の伝統的なスキンヘッド・レゲエ、ロックステディ、アーリー・ダブにパンクのDIY精神を融合させたユニークなバンドです。その記念すべきファースト・アルバム『Dirty Reggae』(2003年)は、まさに彼らのアイデンティティそのものを打ち出した作品であり、レトロでありながらも新しい感覚に満ちた一枚となっています。
Punk/SkaPunk/Garage

表舞台に出なかった楽曲にも、魂の叫びは宿る!『B Sides and C Sides』は、ランシドの原点を垣間見せる、粗削りでいて純度の高いリアル・パンクの記録!熱量と衝動に満ちたその一曲一曲が、ファンの心に再び火を灯す

2008年にリリースされたRancidのコンピレーションアルバム『B Sides and C Sides』は、長年のファンにとってまさに宝箱のような一枚です。タイトルの通り、シングルのB面やコンピレーションへの提供曲、リミックスやライブ音源などを網羅しており、公式アルバムには収録されていないけれども、彼らの本質が強く表れている楽曲が詰め込まれています。
Punk/SkaPunk/Garage

血が騒ぐビート、胸に響くメロディ。労働者の誇りとストリートの連帯を歌い上げたドロップキック・マーフィーズの『Sing Loud, Sing Proud』は、ケルティック・パンクの魂が炸裂する一枚!拳を上げ、声を張り上げろ

アメリカ・ボストン出身のケルティック・パンクバンド、Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)が2001年にリリースした3作目のアルバム『Sing Loud, Sing Proud』は、彼らのサウンドの進化とスタイルの確立を象徴する作品だ。本作では、従来のストリートパンクに加え、アイリッシュ・フォークや伝統音楽の要素がより明確に取り入れられ、バグパイプ、ティン・ホイッスル、アコーディオンといった楽器が賑やかに鳴り響く。
Punk/SkaPunk/Garage

挑発とユーモアがぶつかり合う、ジェンダーも規範も脱ぎ捨てたウェイン・カウンティーの『At the Trucks!』は、グラムパンク宣言!70年代のアンダーグラウンドが今、鮮烈に蘇る!

Wayne County(後のJayne County)率いるElectric Chairsが放ったライブ・アルバム『At the Trucks!』は、1970年代後半のニューヨークとロンドンのアンダーグラウンドが交差する、濃密で反骨精神あふれる記録だ。Wayne Countyは当時の音楽界において、唯一無二のパフォーマーとして際立っていた。性別や社会的タブーを蹴散らすその存在と、鋭い風刺と毒を含んだリリックは、まさに“パンク”そのものであり、同時にグラムロックの華やかさとドラァグクイーン・カルチャーを融合させた先駆的なアーティストだった。
Punk/SkaPunk/Garage

ガレージロック×サイコビリー×パンクの爆音衝突!ザ・スティングレイズが『From the Kitchen Sink』で放つノイジーかつ痛快な音の饗宴。型破りでいてキャッチー、暴走しながらもどこか懐かしい異端のロックンロールがここにある

1980年代のUKインディーズ・シーンで異彩を放ったThe Sting-Rays。彼らの編集盤『From the Kitchen Sink』は、文字通り「キッチンシンク(=なんでも詰め込んだ)」の名にふさわしい、荒々しくも多彩な楽曲群を収録した1枚です。オリジナル音源、未発表テイク、ライブ録音などを網羅し、The Sting-Raysというバンドの本質を余すところなく伝えてくれる内容になっています。
Rockabilly/Psychobilly

刹那の激情、夜に潜む孤独、パンクスピリットを心に抱き、スティッチホープレスアンドザシーレッグが鳴らす『Gone Bats』は、ロマンスと絶望が交錯する、破滅的に美しいサウンドトラック

Stitch Hopelessが率いる『Gone Bats』は、サイコビリーやパンク、キャバレー風の退廃美が絡み合う、ダークで騒がしくも心に残るアルバムだ。Stitch Hopeless & The Sea Legsの名前でも知られるプロジェクトだが、ここではより内省的で個人的なメロディとストーリーテリングが光る。まるで夜の裏路地にあるボロボロの酒場で、不良たちがグラスを交わしながら吐き出す人生の断片のような音楽世界が広がる。
Reggae/Ska

レゲエとダンスホールの境界を軽やかに飛び越える、ジャマイカの才能がぶつかり合う決定盤。『Face Off, Vol. 2』は、リディムとマイクリレーの妙を体感できる黄金のコンピレーション

2003年にリリースされた『Face Off, Vol. 2』は、ダンスホール・レゲエの魅力を凝縮したコンピレーション・アルバムであり、同ジャンルの全盛期をリアルに体感できる一枚です。プロデュースを手がけたのは、当時のシーンを牽引したプロデューサーたち。Sean Paul、Sizzla、Elephant Man、T.O.K.、Vybz Kartel、Capletonといったレジェンド級のアーティストが一堂に会したこの作品は、ダンスホールの熱気とエネルギーを余すところなく伝えています。
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