Buzzcocks

Punk/SkaPunk/Garage

バズコックスの『A Different Kind of Tension』は、キャッチーなメロディと深いテーマ性が同居するこのアルバムは、パンクの枠を飛び越え、後のインディー/オルタナティヴの原点となった証であり、聴く者を今なお揺さぶり続ける永遠の“テンション・マニュフェスト”

Buzzcocksの3枚目のスタジオ・アルバム『A Different Kind of Tension』(1979年)は、パンクからポストパンクへと向かう過渡期を象徴するような作品です。シンプルな3コードのパンクから一歩踏み込み、社会や人間関係に対する苛立ち、不安、そして時代の混沌を鋭く映し出したサウンドが詰め込まれています。バンドのエネルギーはそのままに、楽曲構造の複雑さや実験的なアプローチが随所に見られ、単なるパンク・バンドに留まらないBuzzcocksの進化を体感できる一枚です。
Punk/SkaPunk/Garage

切実な恋と心の不安定さを、甘くて鋭いメロディとパンクの疾走感で包み込んだバズコックスの傑作『Singles Going Steady』は、70年代UKパンクの洗練と衝動を同時に体現した、永遠に色あせない青春の叫び

イギリスのパンク・ロックを語るうえで欠かせない存在、Buzzcocks。その代表的なコンピレーション・アルバム『Singles Going Steady』(1979年リリース)は、彼らのシングル曲を時系列順に収めた、まさにバズコックスの魅力を一望できる決定版です。このアルバムはパンクの攻撃性と、ポップスの親しみやすさを絶妙にブレンドし、「メロディック・パンク」というジャンルを先取りした存在でもあります。
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