
神話的イメージと深遠なグルーヴが交錯する、ポストパンクの異端美学!シュリークバックの『Oil and Gold』は、ダークで知的な音の迷宮へとリスナーを誘う、1980年代アンダーグラウンドの傑作である
1985年にリリースされたShriekbackの『Oil and Gold』は、ポストパンクからニューウェーブ、さらにはアートロックやファンクの要素までも飲み込んだ、ジャンルの境界を超えた革新的なアルバムです。前作までのミニマルかつ実験的な路線から一転し、本作ではよりダイナミックで壮大なサウンドに進化。加えて、Dave Allen(元Gang of Four)、Barry Andrews(元XTC)、そしてこの作品をもって在籍したMartyn Barkerのドラムスが加わったことで、バンドはより生々しくグルーヴィな音楽性を獲得しています。