
ザ・リバティーンズの『All Quiet on the Eastern Esplanade』は、9年ぶりに鳴らされる音は、かつての無軌道な衝動と、歳月が刻んだ深い陰影を同時に宿す。荒削りなギターが潮騒のように押し寄せ、ペトとカールの交差する声が過去と現在を縫い合わせる
2004年~2015年にかけてバンドとしての浮き沈みを経験したThe Libertinesが、9年ぶりに本格的な新作『All Quiet on the Eastern Esplanade』をリリースしました。Margateの自前スタジオ「Albion Rooms」をベースに録音された本作は、混沌とした過去を乗り越え、成熟したバンドの再生を示す作品。クラシックなインディー・ロックの魅力を保ちながらも、メンバー4人全員が執筆に関わった多彩な楽曲構成によって、“今のLibertines”の深みと絆が表れています。