
アメリカ南部の空気と、無軌道な若さが生む刹那の輝き!ケージ・ジ・エレファントのデビューアルバム『Cage the Elephant』は、ガレージロック風の荒削りな衝動と、時代の閉塞感をかき乱すエネルギーが渦巻く、爆音の青春グラフィティ
2008年にリリースされたCage the Elephantのセルフタイトルアルバム『Cage the Elephant』は、アメリカ・ケンタッキー出身の5人組がシーンに叩きつけた、荒削りながらも圧倒的なエネルギーに満ちたデビュー作です。UKでの人気を皮切りに、アメリカでも火が付き始めたこのアルバムは、ガレージロック・リバイバルの流れに乗りながらも、独自の混沌とした個性を放っています。泥臭くもキャッチーで、そして何よりも"本能的"な衝動が詰まった一枚です。