
アーリー・ノーヴェンバーが『The Room’s Too Cold』で描いたのは、成長の過程で誰もが通り過ぎる“心の冬”!静と動を往復するメロディが織りなすサウンドスケープは、聴く者の胸の奥を確かに震わせる
2003年、エモとインディーロックが深く交差する時代に登場したThe Early Novemberのデビューアルバム『The Room's Too Cold』は、その情熱的で青さを残したサウンドが、青春の一瞬を切り取るように響き渡る作品です。愛や別れ、不安定な感情といった若者の心の機微を、エモーショナルなボーカルとドラマティックな構成で表現。エモ・リバイバル期を象徴する1枚として、今なお高い評価を受けています。