Tiger Army

Rockabilly/Psychobilly

タイガー・アーミーの『III: Ghost Tigers Rise』が描く、哀しみと激情が交錯するゴシック・サイコビリーの真髄!夜風を裂くスラップベースと、Nick 13の魂を焦がすボーカルが、愛と死のはざまを永遠に疾走する

カリフォルニア発のネオ・サイコビリー・トリオ、Tiger Army(タイガー・アーミー)が2004年に放った3rdアルバム『III: Ghost Tigers Rise』は、ダークでロマンティックな幽霊たちの舞踏会のような作品だ。彼らのトレードマークであるアップテンポのサイコビリー・ビートに、50’sロカビリーのノスタルジー、そして80’sパンクのスピリットが混ざり合い、唯一無二の世界観を築いている。本作では特に、フロントマンのNick 13によるメロディセンスと、陰影に富んだ叙情性が際立ち、荒々しさの中にも哀愁と美しさが宿る。
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