
ケヴィン・ルドルフの『In the City』は、ロックとラップが高密度で融合した、2000年代の音楽クロスオーバーの象徴的デビューアルバム!ジャンルの壁を壊し、新たな“都市の音”を提示したその衝撃は、今も鮮烈に響き渡る
2008年にリリースされたKevin Rudolfのデビュー・アルバム『In the City』は、ロックとヒップホップを融合させた野心的な作品だ。当時、リル・ウェインをはじめとするCash Money Recordsのラッパー陣と共にリリースされたこのアルバムは、商業的成功とともに音楽ジャンルの垣根を越えたクロスオーバーの代表作として注目された。Kevin Rudolfは、それまでにもプロデューサーやギタリストとして活躍していたが、本作でアーティストとして一躍表舞台に登場した。