The Meteors/Dreamin’ up a Nightmare
サイコビリーというジャンルの発明者として知られるロンドン出身のバンド、The Meteorsの最新スタジオアルバム『Dreamin’ Up a Nightmare』は、2021年7月9日にミュータント・ロック・レコードよりリリースされました。ギタリスト兼シンガーのP・ポール・フェネックが1979年にナイジェル・ルイスとマーク・ロバートソンとともに「レジェンダリー・ロー・ディール」として結成したThe Meteorsは、サイコビリーの発明者として広く認められており、このスタイルの音楽のロカビリーからサイコビリーへの変容は、1979〜80年のレジェンダリー・ロー・ディールとの録音から1981年までの初期メテオス録音に容易に聴き取れます。
全12曲を収録した本作には、トップ・クラスのサイコビリー・ロックンロールが詰まっており、剃刀のようにシャープなインストゥルメンタルとポール・フェネックののこぎり声が融合しています。
ジャンルと音楽性
サイコビリーのパイオニアであるThe Meteorsは止まることなく、新しいアルバム「Dreamin’ up a nightmare」をリリースしました。12曲のブランニューなトラックが詰まっており、トップ・クラスのサイコビリー・ロックンロール、剃刀のようにシャープなインストゥルメンタルと、狂ったような歌詞とP・ポール・フェネックののこぎり声が詰まっています。オールドスクールなサイコビリーの原型を守りながら、ウェアウルフ、悪魔、呪いといったホラー的テーマが全編を支配するThe Meteorsの哲学は本作でも揺るぎなく、「オンリー・ザ・メテオス・アー・ピュア・サイコビリー(オーティーエムエーピーピー)」という信念がすべてのトラックに刻まれています。

The Meteors/Dreamin’ up a Nightmare
おすすめのトラック
- Hell for Leather
アルバムの幕開けを飾る、The Meteorsの本領発揮オープナーです。
「革で地獄へ」というタイトルが示す全速力の疾走感と、フェネックののこぎり声が一体となったこのトラックは、このアルバムが何者かを最初の一音で完璧に宣言しています。 - I Opened the Door (And the Devil Walked In)
バンドキャンプのファンから「グレート・アルバム。フェイバリットは『I opened up the door (and the devil walked in)』」と絶賛されるアルバム屈指の人気曲です。
「ドアを開けたら悪魔が入ってきた」というタイトルが示すホラー的世界観が、The Meteorsのサイコビリーの疾走感に乗せて展開する、このアルバムの隠れた最大のハイライトです。 - Dreamin’ up a Nightmare (Go to Sleep Mix)
アルバムのタイトルトラックにして、バンドの哲学を一曲に凝縮した重要曲です。
3分39秒というこのシングルはアルバムのリリース前にシングルとしても先行発売された楽曲で、「ゴー・トゥ・スリープ・ミックス」のアルバム・ヴァージョンで全編の世界観を完璧に体現しています。 - Unholy Roller
バンドキャンプのファンから「Unholy roller」がフェイバリットとして挙げられる、アルバム後半の山場を形成する一曲です。
「不浄なローラー」というタイトルが示す通り、The Meteorsのダークなユーモアと猛烈なサイコビリーのグルーヴが最もうまく融合したトラックで、ライブでも定番曲として愛されています。
アルバム総評
The Meteorsは止まることができず、新しいアルバムで帰ってきました。40年以上にわたってサイコビリーシーンの頂点に立ち続けるThe Meteorsが、2021年という現代においても一切妥協なく放った本作は、長年のファンへの最大の贈り物です。批評的な評価は賛否を呼ぶこともありますが、「オーティーエムエーピーピー(オンリー・ザ・メテオーズ・アー・ピュア・サイコビリー)」という哲学を愛するすべてのファンにとって、このアルバムは間違いなく手に取るべき一枚です。
🎵Dreamin’ up a Nightmare (Go to Sleep Mix)


