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The Magnetix(ザ・マグネティックス)『Boo-Bop-A-Boo』― 宇宙人、洞窟人、火星人まで登場するオールドスクール・サイコビリーの狂宴全13曲は、世界中のサイコビリーファンを震撼させた2011年最高の一撃です

Rockabilly/Psychobilly
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The Magnetix/Boo-Bop-A-Boo

ロシア・トゥーラ出身のサイコビリーバンド、The Magnetixの2ndスタジオアルバム『Boo-Bop-A-Boo』は、2011年10月28日にクレイジー・ラブ・レコードよりリリースされました。デビュー作でサイコビリーシーンに衝撃を与えたロシアのトリオが、オールドスクール・サイコビリーバンドとして最高峰のひとつとしての地位を証明した本作は、デビュー作よりもさらに優れた内容で、オリジナルのストンパーとカヴァー曲が詰まった傑作です。

ビアー・ファミリー・レコードから「このジャンルで最も素晴らしいバンドのひとつ」と絶賛されたこのファンタスティックなオールドスクール・サイコビリーとネオ・ロカビリーのバンドによる13曲入りの2ndアルバムは、「ロシアのバットモービルへの回答」としても知られています。

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ジャンルと音楽性

オールドスクール・サイコビリーとネオ・ロカビリーの要素を融合させたサウンドが本作の持ち味です。宇宙人(Asteroid Rock)、洞窟人(Caveman Beat)、火星人(Tastes Like A Martian)まで登場するSF&ホラー的歌詞の世界観に、スラップベースの猛烈なグルーヴとロカビリーのエネルギーが絡み合う独自のスタイルが全編を貫いています。オールドスクールへの敬意を払いながらも、ロシアという独自のバックグラウンドから生まれた新鮮なアプローチが、このバンドを世界中のサイコビリーファンを魅了する存在にしています。

The Magnetix/Boo-Bop-A-Boo

おすすめのトラック

  • It’s Magnetic Me
    アルバムの幕開けを飾る、The Magnetixの磁力そのものを体現するオープナーです。
    「俺こそがマグネティック」という宣言が示す通り、バンドのサイコビリー的なグルーヴと個性が最初の一音で炸裂するこのトラックは、このアルバムへの完璧な入口です。スラップベースとギターが一体となった疾走感が聴き手を即座にThe Magnetixの世界へと引き込みます。
  • Crazy for Your Love
    甘さとサイコビリーの猛烈さが絶妙に同居する、アルバム中盤のハイライトです。
    「あなたへの愛に狂っている」というタイトルが示す通り、恋愛の狂気をサイコビリーのフォーマットで表現したこのトラックは、The Magnetixのポップなメロディセンスとオールドスクールなロカビリー的グルーヴが最も有機的に融合した一曲です。スラップベースとギターの絡み合いが生み出すダンサブルなリズムが、聴く者の体を自然と動かします。
  • Boo-Bop-A-Boo
    アルバムのタイトルトラックにして、バンドの哲学を一曲に凝縮した重要曲です。
    スキャットのような「Boo-Bop-A-Boo」というフレーズが繰り返されるこのトラックは、50年代ロックンロールへのオマージュとサイコビリーの爆発力が絶妙に絡み合い、聴けば聴くほど中毒性が増す一曲です。
  • Tastes Like A Martian
    アルバムを締めくくる、「火星人の味がする」というユーモラスなタイトルの傑作クロージング・ナンバーです。
    The Magnetixのサイエンスフィクション的な世界観が最も全開になるこのトラックは、宇宙人・火星人というSF的テーマをサイコビリーのフォーマットで料理するというバンドならではの発想が光っており、アルバムの有終の美を飾るにふさわしい一曲です。

アルバム総評

デビュー作でシーンに旋風を巻き起こしたThe Magnetixが、本作でサイコビリー界で最も刺激的な新バンドのひとつとしての地位を確固たるものにしました。「ロシアのバットモービル」と称されるほどの実力を持ちながら、独自のユーモアとSF的世界観でバットモービルとも一線を画す本作は、オールドスクール・サイコビリーを愛するすべてのファンに今すぐ手に取ってほしい必聴盤です。13曲を通じて一秒も飽きさせない密度と熱量こそが、The Magnetixというバンドの最大の武器です。

🎵Crazy for Your Love

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