Missy Elliott

Pop/Soul/Jazz

異次元の表現力が融合したミッシー・エリオットの『Miss E… So Addictive』は、ただのアルバムではなく「中毒的な音の体験装置」!聴いた瞬間に、あなたの耳も、身体も、常識も、すべてアップデートされる

2001年にリリースされたMissy Elliottの『Miss E… So Addictive』は、ヒップホップの概念を大胆に拡張した一枚だ。彼女の独創的なフロウと存在感はもちろんだが、本作を決定的にユニークなものにしているのは、盟友Timbalandによる革新的なビート・プロダクションである。未来的とも言える電子音、アフリカンやカリブ音楽の影響、そしてミニマルで中毒性のあるリズム。それらがMissyの自在なラップ/歌と混ざり合い、当時のヒップホップシーンに大きな衝撃を与えた。「Addictive(病みつき)」というタイトルは、本作のサウンド体験そのものを端的に表している。
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