Mustard Plug/Evildoers Beware!
ミシガン州グランド・ラピッズ出身のスカパンクバンド、Mustard Plugの3rdスタジオアルバム『Evildoers Beware!』は、1997年3月18日にホープレス・レコードよりリリースされました。コロラド州フォート・コリンズのザ・ブラスティング・ルームで録音され、ビル・スティーブンソンとスティーヴン・エガートンがプロデュースを担当しています。
2007年時点で約9万枚のセールスを記録し、2022年にはホープレス・レコードから25周年記念エディションが再発された本作は、90年代スカパンクのクラシックとして広く認められています。
ジャンルと音楽性
90年代のサードウェーブ・スカが米国に押し寄せる中、リール・ビッグ・フィッシュやマイティ・マイティ・ボスストーンズが大きな波を起こしていた時期に、多くの人が見逃していた最も楽しいバンドのひとつがMustard Plugです。ミシガン州出身の彼らは、鳴り響くトランペットとトロンボーン、時にユーモラスな歌詞といったジャンルに期待される要素をすべて備えていました。
多くのスカパンクバンドとは異なり、Mustard Plugはパンクを妥協なく、疾走するパワーコードで届けます。歌詞は女の子やお馬鹿な話だけでなく、さまざまなテーマを扱っています。

Mustard Plug/Evildoers Beware!
おすすめのトラック
- Box
アルバムの幕開けを飾る、本作屈指の人気曲です。
「Box」はスカパンクの楽曲の中でも最高のホーン・パートのひとつを持っており、デイヴ・キルヒゲスナーのボーカルが入った瞬間、これから素晴らしい体験が待っていることを確信させてくれます。 - Never Be
このミシガンのスカバンドが生み出した最高のスカパンクのひとつで、「Never Be」はアルバムのハイライトとして繰り返し名前が挙がる重要曲です。キャッチーなホーンラインとデイヴのボーカルが絡み合い、一度聴いたら頭から離れない中毒性を誇ります。 - Jerry
「Jerry」もアルバムのグレートなトラックとして高く評価されており、スカパンクの疾走感とMustard Plugのソングライティングの妙が最もよく発揮された一曲です。ホーン・セクションとギターが絡み合う展開が、ライブでも観客を熱狂させる定番曲として長年愛されています。 - Beer (Song)
「ビール・ソング」はアルバムの最高の一曲のひとつで、バンドのキャリアの中でも最も明るく楽しい曲のひとつです。アップビートで高揚感のあるサウンドで脳を乗っ取り、気分を高める効果があります。ストリート・パンクやレゲエの飲み歌と比べても遜色のない、最高の飲み歌のひとつです。
アルバム総評
Mustard Plugを初めて聴くなら、『Evildoers Beware!』が最高の出発点です。おそらく彼らの最も中毒性の高いアルバムで、バンドの最大の楽曲でリスナーを興奮させることは間違いありません。バンドにとっても重要なアルバムです。
オペレーション・アイヴィーやスラップスティックのレベルには届かないかもしれませんが、それに近い完成度を誇り、スカ音楽のファンでなくても十分に楽しめる一枚です。25周年記念再発も果たした本作は、今なお90年代スカパンクを代表する必聴盤として輝き続けています。
🎵Beer (Song)


