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THE PRIMITIVES(ザ・プリミティブス)『Echoes and Rhymes』― 17年ぶりのスタジオ作で選んだのは、60年代の知られざる女性ボーカル曲14曲のカヴァー集

Pop Pop/Soul/Jazz
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THE PRIMITIVES/Echoes and Rhymes

イングランドのインディポップバンド、THE PRIMITIVESの4thスタジオアルバム『Echoes and Rhymes』は、2012年4月23日にエレファント・レコードよりリリースされました。2009年の再結成以来初のアルバムとなる本作は、60年代の「知られざる曲」のカヴァー集です。

スーパープロデューサーのポール・サンプソンのもとで制作された本作は、ガレージからサイケデリア、ソウル、サンシャイン・ポップまで複数のスタイルが一つになっており、ザ・プリミティブスの愛情とエネルギーでそれらが再訪問されています。トレーシー・トレーシーは一日も年を取っていないかのように聴こえ、ポール・コートのギターは十分な迫力を持ち、プロデューサーのポール・サンプソンはサウンドをクリーンアップしすぎないよう確実に配慮しています。

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ジャンルと音楽性

ガレージからサイケデリア、ソウル、サンシャイン・ポップのタッチまで、複数のスタイルが融合した特別な種類のコンピレーションで、ザ・プリミティブスのすべての愛情と親しみとエネルギーで再訪されています。バンドはこのすばらしいアルバムの各楽曲を自分たちのエレクトリックな個性を反映させメッシュさせる方法を知っており、アルバム全体として一貫性を保っています。スーパーポップなサウンドながら、心地よいノイジーな噛みつきも持ち合わせています。

THE PRIMITIVES/Echoes and Rhymes

おすすめのトラック

  • Panic
    レパラタ・アンド・ザ・デルロンズの「Panic」はノーザン・ソウルの定番となったガール・グループのチューンのひとつで、バンドはオリジナルの鋭さを保ちながら、THE PRIMITIVESのバブルガム/ジャングル処理を施しています。アルバムの幕開けを飾る2分15秒のオープナーとして、このカヴァー集が何者かを最初の一音で宣言する完璧な入口です。
  • Move It on Over
    ルグラン・メロン作曲のロックンロール・クラシックをTHE PRIMITIVESのインディポップ・フィルターで再解釈した2分30秒の一曲です。
    60年代の女性ボーカル曲を掘り起こすというアルバムのコンセプトの中でも、このトラックはガレージロックとポップの要素が最も有機的に融合した一曲で、THE PRIMITIVESのノイジーな噛みつきとキャッチーなメロディが絶妙に同居しています。
  • The Witch
    スプーキーな「The Witch」はドイツのデュオ、アダム&イヴがレコーディングした楽曲です。
    アルバム最長の4分01秒を誇るこのトラックは、60年代ドイツの知られざるポップの宝石をTHE PRIMITIVESが掘り起こした一曲で、スプーキーな雰囲気とインディポップのノイジーな質感が絶妙に融合しています。
  • Till You Say You’ll Be Mine
    ジャッキー・デシャノンが書いたこのディティは、おそらくアルバムで最もよく知られた曲のひとつで、「la la la la la」というキラーなボーカルフックとザ・プリミティブスらしいアルペジオのギターリフが備わっています。2分37秒という心地よいコンパクトさの中に、このアルバムの魅力がすべて凝縮されています。

アルバム総評

バンドが選んだ楽曲はすべて質が高く、「ロリータ」のサウンドトラックからの超キュートな「Turn Off the Moon」から、ドイツのデュオによるスプーキーな「The Witch」まで、レコード・コレクションの深さが印象的です。「Echoes and Rhymes」は本当に注目を引きつけます。これらのブリット系は、このすばらしいアルバムの各楽曲を自分たちのエレクトリックな個性を反映させる方法を知っています。17年ぶりのスタジオ作として、THE PRIMITIVESが最も愛情深い形で帰還を果たした本作は、60年代ポップの隠れた宝石を今に蘇らせた傑作として、今なお多くのリスナーを魅了し続けています。

🎵Move It On Over

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