Rancid/Let’s Go
アメリカのパンクロックバンド、Rancidの2ndスタジオアルバム『Let’s Go』は、1994年6月21日にエピタフ・レコードよりリリースされました。バンドがセカンド・ギタリストのラーズ・フレデリクセンを迎えた後、1993年10月から制作が始まり、プロデューサーのブレット・グレウィッツとともにわずか6日間で選ばれた23曲を録音しました。「Radio」と「Dope Sick Girl」は以前ファット・レック・コーズの7インチ・ヴァイナルに収録されていたものを修正して収録しています。
もともとダブル・アルバムとして構想されていた本作は、1枚のCDに23曲に凝縮されました。ヴァイナル版では2枚の10インチ・ミニLPとしてリリースされています。
ジャンルと音楽性
Rancidに革新性がないとすれば、彼らは純粋なエネルギーでそれを補っています。バンドは刺激的な無謀さで『Let’s Go』を駆け抜け、ザ・クラッシュのよりシリアスでないパーティー仕様版のように聴こえます。ティム・アームストロングが何を歌っているのか理解するのはほぼ不可能ですが、Rancidが言うことに大きな意味はありません――メッセージはうなるギターと疾走するリズムにあります。

Rancid/Let’s Go
おすすめのトラック
- Radio
グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが共同作曲した楽曲で、「Radio」はアルバムの中で最も際立った楽曲のひとつです。
「Radio」はこのアルバムの中で歌詞が際立つ楽曲のひとつで、バンドのパンクへの純粋な愛と疾走感が最高の形で融合した傑作です。 - Salvation
スピン誌が「1994年最高のオルタナティブ・ロック曲100選」のひとつに選出した楽曲で、バンドの初の中程度の成功をもたらしたシングルです。
ティム・アームストロングとマット・フリーマン共同作曲のこの2分53秒のトラックは、アルバムの中で最もメロディックでキャッチーな側面が光る一曲です。 - Harry Bridges
アルバム14曲目に収録された2分20秒の一曲で、ラーズ・フレデリクセンの初期Rancidへの貢献が最もよく発揮されたトラックのひとつとして評価されています。
20世紀アメリカを代表する労働運動家ハリー・ブリッジズへのオマージュとして書かれたこの楽曲は、Rancidの社会的メッセージと疾走するパンクロックが最も有機的に融合した一曲です。 - Dope Sick Girl
ファット・レック・コーズの7インチから修正収録されたアルバム後半の重要曲で、2分14秒の疾走感あふれるストリート・パンクの傑作です。
アルバムの中でも特にバッキング・ボーカルの絡み合いが際立つこのトラックは、Rancidというバンドの本質を最もストレートに体現した一曲です。
アルバム総評
2011年11月、『Let’s Go』はパンクニュースが選ぶ「史上最高のパンク・アルバム100選」で8位にランクインしました。バンドは時折印象的なフックやメロディを生み出すことができ、「Salvation」のようなシングルで最初の中程度の成功をもたらしました。「このアルバムは間違いなくRancidの最高傑作のひとつ」という評価が示す通り、わずか6日間で録音された23曲は、パンクの純粋なエネルギーと衝動を44分11秒に完璧に封じ込めた傑作として今なお輝き続けています。
🎵Salvation


