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バーンヤード・ボーラーズ『Punkabilly Invasion』― 酔っ払ったヒルビリー4人がパンクとカントリーとロカビリーをぶちまけた、33分間の狂乱パーティー

Rockabilly/Psychobilly
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Barnyard Ballers/Punkabilly Invasion

カリフォルニア州サンディエゴのカオス・パンカビリーバンド、バーンヤード・ボーラーズのデビューアルバム『Punkabilly Invasion』は、1997年にヘアボール8レコードよりリリースされました。

幼馴染のリッチとロブという二人の幼なじみが、イギリスとアメリカのパンクロック、インダストリアル、メタル、ニュー・ウェーブというそれぞれ異なる音楽的バックグラウンドを持ちながら、ヨーロッパのサイコビリーシーンに感化されてバンドを結成したという経緯が、このバンドの唯一無二のサウンドを生み出しています。全13曲・33分47秒という構成で、カントリー、パンク、ロカビリーが手加減なしに叩きつけられる、笑いと爆発力に満ちた傑作です。

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ジャンルと音楽性

パンクとカントリーの間を行き来しながら、ロカビリーの推進力がそのすべてを束ねるスタイルが持ち味です。スラップベースが主役として会話を引っ張り、ディストーションギターがパンクの領域を明確に主張しながら、リズム隊がロカビリーの躍動感を全編に渡って維持しています。カントリーのくすぐりで笑いを仕掛け、パンクロックで爆発するという構成の妙が随所に光り、「ファンキー、スケアリー、デストラクティブ」という三言でまとめられるほど多彩な表情を持っています。

Barnyard Ballers/Punkabilly Invasion

おすすめのトラック

  • Hellbilly Jamboree
    アルバムの幕開けを飾る、バンドの名刺代わりの一曲です。
    コントロール不能のパーティーのような野放図なエネルギーが全開で、酔っ払ったまままカントリーを演奏したかと思うと、何の前触れもなくパンクへと突入する展開が聴き手をいきなり笑顔にさせます。このバンドが何をしたいのかを最初の一音で完璧に説明してくれる、理想的なオープナーです。
  • Ridin’ on the Range
    立ちベースが雄弁に語り、ボーカルのユーモアが全開になるパンカビリーの教科書的な一曲です。ドラムがタップダンスのように跳ね回り、ディストーションギターがパンクのテリトリーを主張しながら、リズム隊がロカビリーの力強さを全編に渡って維持しています。
  • Dr. Jeckyll & Ms. Hyde
    一度聴いたら頭から離れないコーラスと、バンドお得意のユーモアを詰め込んだ一曲です。立ちベースが生きたステップを刻み、「オー、アー」というバッキングボーカルが頭の中を泳ぎ回り、楽曲に必要なメロディを加えて中毒性の高いパンチを叩き込みます。
  • Lesbians
    アルバムの中でも特にユーモアとグルーヴが際立つ一曲です。
    汗まみれで感染力抜群のビートに、たっぷりのカントリーとパンクを乗せたこのトラックは、カントリーのくすぐりでオチを設定し、笑いどころを強調するバンドの手法が最もうまく機能した例です。パンクロックに爆発する瞬間、すべてを解放してただ狂ったように踊りたくなります。

アルバム総評

ロックンロールは楽しむためにあるということを、バーンヤード・ボーラーズはすべての瞬間に体現しています。アマゾンのレビュアーが「ファンキー、スケアリー、デストラクティブ」と評したこのアルバムは、サンディエゴが生んだ最高の狂い咲きのひとつとして、サイコビリー・パンカビリーファンの間で今なお語り継がれる必携盤です。最後の曲まで笑い、踊り、叫び続けたくなる33分間を、ぜひ体験してみてください。

🎵Hellbilly Jamboree

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