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HorrorPops(ホラーポップ)『Bring It On!』― コペンハーゲン発のパトリシア・デイが、ブレット・グレウィッツのプロデュースのもとサウンドシティで仕上げた、サイコビリー×パンク×ポップの完璧な融合

Rockabilly/Psychobilly
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HorrorPops/Bring It on!

デンマーク出身のサイコビリーバンド、HorrorPopsの2ndスタジオアルバム『Bring It On!』は、2005年9月13日にヘルキャット・レコードよりリリースされました。カリフォルニア州ヴァン・ナイズのサウンドシティ・スタジオで録音され、ブレット・グレウィッツがプロデュースを担当しています。

デビュー作『Hell Yeah!』で構築したアグレッシブなサイコビリーのテンプレートを超えた最初の一歩として、より幅広いサウンドとクリスプなプロダクション、そして豊富なポップ・フックメイキングを組み合わせ、はるかに丸みを帯びた(そして楽しめる)作品に仕上がっています。

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ジャンルと音楽性

HorrorPopsを描写しようとする際に最も近い参照点のひとつがYeah Yeah Yeahsで、特に両バンドのボーカリストの態度の類似性が指摘されています。パトリシア・デイはカレン・Oに不気味なほど似た声を持ち、特にスニアリングなスタイルを試みる時にそれが顕著です。

サイコビリー、パンクロック、ロカビリーを核に据えながら、ポップパンクとパワーポップの要素も自在に行き来するサウンドが持ち味です。パトリシア・デイのシャーリー・マンソン経由のグウェン・ステファニー的なメロディアスなデリバリーと、バンドのシグネチャーであるベースサウンドが全編を牽引しています。

HorrorPops/Bring It on!

おすすめのトラック

  • Freaks in Uniforms
    アルバムの幕開けを飾る、チアリーダー・チャントが炸裂するオープナーです。
    バンドの2人の雇われゴーゴーダンサーによるチアリーダー・チャントが加えられており、アルバムタイトルにふさわしいエネルギーで幕を開けます。このトラックはHorrorPopsの世界観を最初の一音で完璧に宣言するという意味で、このアルバムの完璧な入口となっています。
  • Bring It On!
    アルバムのタイトルトラックにして、純粋なアドレナリン・ラッシュを求めるなら最も価値ある候補曲です。
    ヘヴィでファストな「チャガチャガ」スタイルのギター・アタックで始まり、シグネチャーのベースサウンドが曲をヴァースへと推進していきます。プレコーラスのちょっとしたキーボードのタッチと、デイのメロディアスなデリバリーが、クラブ近くで暴動を引き起こすつもり満々の、即座に聴きやすく楽しめるトラックを作り上げています。
  • Crawl Straight Home
    タイトルトラックと同様にソリッドな一曲で、デイが素早いスウィング・ビートの上でベストなスージー・スー的な叫び声で「ホーム!」と絶叫しており、弦が切れそうなほど獰猛なベースが全体を引き締めています。このアルバムの中でも特にライブ感に溢れた一曲で、HorrorPopsのパフォーマンスの生々しさが最もよく表れています。
  • Walk Like a Zombie
    アルバム最長の4分07秒を誇るトラックで、「ゾンビのように歩け」というタイトルが示す通り、HorrorPopsのホラー的世界観が最も充実した形で展開される一曲です。スローなグルーヴからアップテンポへの展開が絶妙で、パトリシア・デイのボーカルが最も多彩な表情を見せる、アルバム後半の最大のハイライトです。

アルバム総評

デビュー作が構築したアグレッシブなサイコビリーのテンプレートを超え、より幅広いサウンドとクリスプなプロダクション、豊富なポップ・フックを組み合わせた本作は、はるかに丸みを帯びた、より楽しめる作品へと進化しています。

レート・ユア・ミュージックで2005年のベスト・アルバム1474位にランクインし、ディスコグスで平均評価4.23という高評価を誇る本作は、サイコビリーシーンの枠を超えてパンク、ポップパンク、パワーポップのリスナーにも広くアピールする傑作です。ブレット・グレウィッツのプロデュースが生み出すクリスプなサウンドと、パトリシア・デイの圧倒的なボーカルが融合した本作を、今すぐプレイヤーに乗せてください。

🎵Walk Like a Zombie

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