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Demented Are Go(ディメンテッド・アー・ゴー)『Hellbilly Storm』―20年以上のキャリアで培ったパンク、ゴス、サイコビリーの三位一体が、全12曲で地獄の底から吹き荒れます

Rockabilly/Psychobilly
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Demented Are Go/Hellbilly Storm

ウェールズ出身のサイコビリーバンド、Demented Are Goは1982年頃に結成され、1984年からリリース活動を開始。ザ・メテオスシャークスリコシェッツらに続くサイコビリー第二世代の旗手として、クラブ・フットから世界中のパンク、ゴス、サイコビリーファンに熱狂的な支持を集めてきました。

バンドの顔であるフロントマン、マーク「スパーキー」フィリップスを中心に新メンバーを迎えた布陣で制作された本作は、ピープル・ライク・ユーよりリリースされた全12曲入りの一枚で、スパーキーたちが少しも牙を失っていないことを証明しています。アルバムはバンドが普段よりも音楽的な領域を拡大しており、力強いパンクロックの要素と度を超えたゴール的なフレイヴァーが健在です。

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ジャンルと音楽性

サイコビリーを核に据えながら、強烈なパンクロックの要素と度を超えたゴール的なフレイヴァーが常にDemented Are Goを同時代の多くのバンドと区別し、パンクやゴスのリスナーにも広くアピールしてきました。本作ではバンドがこれまで以上に音楽的な領域を拡大しており、典型的なサイコビリーのサウンドに加え、様々なスタイルが散りばめられています。スパーキーのトレードマークともいえる個性的なボーカル・デリバリーと、ねじれたヒルビリー・フロム・ヘルのサウンドが全編に渡って炸裂しています。

Demented Are Go/Hellbilly Storm

おすすめのトラック

  • Pedigree Scum
    アルバムの幕開けを飾る完璧なオープナーです。
    ダーク、ローンチー、Bムービー・パンク・ストンプとして評されるこのトラックは、Demented Are Goが何者かを最初の一音で完璧に宣言しています。20年以上のキャリアで培ってきたバンドの本質が凝縮されており、スパーキーの野太いボーカルとバンドのヘヴィなサウンドが一体となった理想的な入口です。
  • The Noose (That Snapped)
    バンドの最もファミリアーなデメンテッド領域へリスナーを引き戻す一曲です。
    バンドのサウンドのより典型的なスタイルながら、その完成度は少しも劣ることなく、このバンドにしかできないやり方で仕上げられた素晴らしいサイコビリー・ナンバーです。
  • Hellbilly Storm
    アルバムのタイトルトラックにして、バンドの哲学を一曲に凝縮した究極の一曲です。
    あらゆる意味でその名に恥じない、クインテッセンシャルなデメンテッド・ストンパーです。歌詞は信じられないほどひねられており、ヒルビリー・フロム・ヘルの音楽とスパーキーのトレードマークのボーカル・デリバリーが完璧な三位一体を成しています。
  • Destruction Boy
    アルバム後半に位置する、破壊衝動とパンクの爆発力が全開になる一曲です。
    「デストラクション・ボーイ(破壊少年)」というタイトルが示す通り、Demented Are Goのパンク的衝動が最もストレートに発揮されたトラックで、スパーキーの容赦ないボーカルと轟くギターが一体となって爆発します。サイコビリーというジャンルがパンクロックと最も近接する瞬間がここにあり、長年のファンからも「ライブで最も盛り上がる一曲」として愛されています。

アルバム総評

30年以上にわたって世界中にねじれたロックンロールを供給し続けてきたDemented Are Goが、2005年に放ったこの一枚は「ファヴァリット・デメンテッド・アルバム」とファンから絶賛される傑作です。新メンバーを迎えながらも少しもエッジを失わないスパーキーの指揮のもと、パンク、ゴス、サイコビリーの三つの世界を縦横無尽に行き来する全12曲は、バンドの底力を改めて証明しています。クラブ・フットから世界のステージへ、20年以上の歴史が凝縮されたこの一枚を、今すぐプレイヤーに乗せてください。

🎵Destruction Boy

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