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ロカビリーが銀河を疾走するゴーストストーリーズの『Planet Probe』!サイコビリーの狂気とスペースサウンドの幻想が交錯する、“宇宙怪談的ロックンロール”の決定盤!重力も常識も振り切って、あなたを星間のダンスフロアへと誘う音のワープ航路

Rockabilly/Psychobilly
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The Ghost Storysの『Planet Probe』は、サイコビリーとスペースロカビリーの要素を見事に融合させた異色の作品だ。銀河を駆け抜けるようなスピード感と、ゴーストのように漂う不穏なメロディが交錯し、リスナーを“宇宙と狂気のはざま”へと連れ出す。ロカビリーのスラップベースに、サーフギターのエコー、そしてサイケデリックなシンセが重なり合う音像は、まさに異世界のジャムセッション。The Ghost Storysが描くのは、ロックンロールが宇宙を旅する壮大なSFサウンドトラックだ。

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ジャンルと音楽性

このアルバムの核にあるのは、クラシックなロカビリーのグルーヴに、スペーシーでエレクトロな装飾を施したハイブリッドなサウンドだ。ブライアン・セッツァーの熱気を思わせるギターと、Crampsのような退廃的美学、そこにサイケデリックな宇宙漂流感をプラスした独特のスタイルを確立している。スラップベースは疾走感を支えながら、ドラムはタイトでドライブ感満点。全体を包む残響とリバーブが、聴く者をまるで“宇宙のバーで鳴り響くロカビリー”のような幻覚的ムードへと引き込む。

おすすめのトラック

  • 「Planet Probe」
    ホラーとサイファイを絶妙にブレンドしたサイコビリー・サウンドが炸裂する一枚。スラップベースの弾むリズムに、宇宙的なギターリフと不穏なヴォーカルが絡み合い、まるでB級SF映画のサウンドトラックのような世界観を作り出している。
  • 「Donde estoy」
    サーフロックとサイコビリーの境界を軽やかに越える異色のナンバー。スペイン語タイトルが示す通り、どこか異国情緒を漂わせながらも、ギターのリバーブが空間を切り裂き、ベースが不穏にうねる。ヴォーカルは幽霊の囁きのように浮遊し、曲全体に夢と悪夢の境界を歩くような感覚を与える。
  • 「She’s Lovin It」
    疾走感と妖しさが同居するサイコビリー・チューン。歪んだギターリフと弾むスラップベースが織りなすリズムに、軽やかでどこか不気味なメロディが絡みつく。タイトル通り「彼女はそれを楽しんでいる」ような奔放さと狂気が同時に滲み出ており、バンド特有のスリルと色気が炸裂するナンバー。
  • 「The River (feat. Barnyard Ballers, Pickled Punks)」
    複数のバンドが絡むことで生まれた混沌としたエネルギーが魅力のサイコビリー・アンセム。濁流のようなギターサウンドと、唸るベース、叫ぶようなボーカルが渦を巻きながら突き進む。Barnyard BallersとPickled Punksの参加により、音の層がより厚く、狂騒的なセッション感が際立っている。
  • Space Metal
    “宇宙とメタル”が衝突したような異次元のサウンドを放つ一曲。サイコビリーの疾走感にスペーシーなギターエフェクトと重厚なリフが絡み合い、銀河を駆け抜けるようなスリルを演出する。荒々しさとSF的浮遊感が同居する、The Ghost Storysらしい狂気のスペース・ロカビリー・ナンバーだ。

アルバム総評

『Planet Probe』は、サイコビリーやガレージ・ロカビリーの枠を超えた、未来的かつシネマティックな一枚だ。The Ghost Storysは、過去のロックンロールの美学を敬愛しつつ、宇宙的スケールでそれを再構築している。その結果、ノスタルジーと革新、幽霊と銀河が共存するサウンド・ユニバースが完成した。まるで“火星で開催されるロカビリー・パーティー”のようなこの作品は、サイコビリー・ファンはもちろん、SF好きのリスナーにも強くおすすめしたい。

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