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Jungle(ジャングル)『Jungle』― 70年代ファンクの魂と現代ダンスミュージックの躍動が奇跡的に融合した39分間は、あなたの体を自然と動かします

Soul Pop/Soul/Jazz
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Jungle/Jungle

ロンドン、シェパーズ・ブッシュ出身のジョシュ・ロイド=ワトソンとトム・マクファーランドからなる音楽コレクティブ、Jungleのデビュースタジオアルバム『Jungle』は、2014年7月14日にエックスエル・レコーディングスよりリリースされました。

2013年に結成されたJungleは、当初メンバーの正体を秘密にしていました。音楽を取り巻くアートワークやビデオに美的重点を置くためで、二人組のジョシュ・ロイド=ワトソンとトム・マクファーランドはそれぞれ「J」と「T」と名乗っていました。しかし本作リリースまでには本名を明かすこととなり、同年9月にはマーキュリー賞のショートリストに選出されています。

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ジャンルと音楽性

ソウルミュージックを70年代ファンクとブレンドし、現代ダンスミュージックのタッチを加えた本作のサウンドは、エレクトリックギター、ベース、ボンゴ、トランペット、シンセ、キーボードが豊かな音像を形成しており、ファルセット・ボーカルはファンキーなグルーヴと大気的なスケープと決して外れることなく調和しています。

最も印象的なのはその圧倒的な自信で、最初のトラック「The Heat」の不穏なオープニング・ボーカルとサイレンの叫び声から、クロージングの「Lemonade Lake」の反骨的で多幸感あふれる失恋の締めくくりまで、幅広いジャンルを難なく把握しているかのように音楽が届けられます。

Jungle/Jungle

おすすめのトラック

  • The Heat
    アルバムの幕開けを飾る、不穏なオープニング・ボーカルとサイレンの叫び声で始まるリード・シングルです。
    ロンドンのインナーシティ生活にインスパイアされたダークな底流を持つこのトラックは、Jungleというバンドの都市的な世界観を最初の一音で宣言します。「Platoon」とともに2013年12月16日にデジタル・リリースされたリード・シングルで、このアルバムが何者かを余すところなく伝える完璧な入口です。
  • Busy Earnin’
    バンドのブレイクスルー・シングルにして、Jungleの名を世界に知らしめた代表曲です。
    2014年、Jungleはブレイクスルー・シングル「Busy Earnin’」を武器にユーケー・トップテンを達成しました。ジミー・キンメル・ライブ!への出演、グラストンベリー2014の大観衆を熱狂させたパフォーマンスとともに、このトラックはJungleを一夜にして世界的な存在へと押し上げました。
  • Lucky I Got What I Want
    アルバム最終盤を飾るこのトラックは、ビートがより抑制されながらも感染力は失わず、ギブ兄弟のファルセットが法悦ではなく苦悩の中で高らかに響く、内省的で哀愁漂う名曲です。本作の中でも特に感情的な深みが際立っており、多幸感の中に潜む痛みがJungleの音楽の本質であることを証明しています。
  • Lemonade Lake
    崇高でシマーリングな、ほとんど超越的ともいえるアルバムのエンディングを飾る一曲で、このアルバムを「年間ベストのひとつ」へと押し上げる最後の決定打となっています。39分の旅の締めくくりとして、この曲が持つ透明感と開放感は、聴き終えた後も長く心に残ります。

アルバム総評

ファジーなリズム、ファルセット・ボーカル、商業的な野心を特徴とするファンク系のアクトが2014年には少なかった中で、Jungleはユーケー・トップテン入りを果たし、マーキュリー賞にノミネートされ、エックスエル・レコーディングスの重要なアーティストとなりました。

正体を伏せて音楽とアートで勝負するというコンセプト、グラストンベリーでの圧倒的なライブパフォーマンス、そして39分間一秒も飽きさせない完成度の高い楽曲群。デビューアルバムとしてこれほど多くのものを備えた作品は稀で、今なお初めてJungleを聴くリスナーへの最高の入口であり続けています。

🎵Busy Earnin’

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