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スピード制限無用のガレージロック新世紀!バッド・ナーヴス(Bad Nerves)がセルフタイトル盤『Bad Nerves』で脳髄に叩きつける、ポップにして超高速のパンク爆弾

Grage Punk/SkaPunk/Garage
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Bad Nerves/Bad Nerves

イングランド・エセックス出身の5人組ガレージパンクバンド、バッド・ナーヴズのデビュースタジオアルバム『Bad Nerves』は、2020年11月20日にキリング・ムーンよりリリースされました。全12曲をわずか27分で駆け抜けるこのアルバムは、バンドが数年かけてユーケーおよびヨーロッパ各地でのライブ活動で培ってきた生々しいエネルギーをそのまま封じ込めた一枚です。ジャスティン・ホーキンス(ザ・ダークネス)のツアーサポートで注目を集め、ケラング!をはじめとする多数のメディアから高評価を獲得しました。

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ジャンルと音楽性

ラモーンズのアドレナリン全開の猛烈さとバズコックスのスワッガーを、ザ・ストロークスマイ・ケミカル・ロマンスのメロディックなセンスと掛け合わせたようなサウンドが持ち味です。ハイオクタン、ヘヴィにディストーションがかかり、リフに満ちあふれ、100マイルの速度でヒップスラストしながら届けられるこのアルバムは、カフェイン注入のパンク、ロック、スリーズのライオットで、最初から最後まで一つのスピードで突き進みます。英国の階級社会への批評をニヒリスティックなレンズ越しに叩きつけながら、三分以内の楽曲を12発連射するスタイルは、2020年代のガレージパンクシーンに新鮮な衝撃をもたらしました。

Bad Nerves/Bad Nerves

おすすめのトラック

  • Can’t Be Mine
    アルバムの幕開けを飾る、息をもつかせぬオープナーです。
    ボビー・ナーヴズの模範的なファルセット・コーラスを備えた息も絶え絶えのオープニングで、この瞬間からまったく息つく暇がありません。バッド・ナーヴズの名を世に知らしめたシグネチャー・ソングで、ミュージックビデオも大きな反響を呼びました。
  • Baby Drummer
    ラモーンズへのオマージュとして伝統的な「1・2・3・4!」で幕を開けるこのトラックは、ラモーンズの精神がイースト・ロンドンで生き続けていることを証明しています。「1、2、3、4!」というフレーズが鳴り響く「Baby Drummer」は、パンクの先駆者ラモーンズへの巧みなオマージュです。70年代スタイルのパンクロックにサイケデリックなブルースのグルーヴが絡む、アルバム屈指の爽快感を誇る一曲です。
  • Palace
    まばゆいほど眩しいこの「Palace」で、ボビーは「21世紀のブルースを持つ70年代パンク」というアルバム全体の感情を完璧に捉えています。英国の不平等への怒りを詩的に昇華させたこのトラックは、ガレージパンクの攻撃性と社会批評の鋭さが最もバランスよく融合した一曲です。
  • Terminal Boy
    「Radio Punk」と並んでブレークネックスピードで青春の反抗を喚起するこの曲では、ボビー・ナーヴズのボーカル、轟くリフ、ドラムの共鳴、エネルギッシュなベーストーンがバンドのスリリングなフックを生み出す成分として機能しています。アルバムのクロージングに向けて熱量を最高潮へと引き上げるこのトラックは、バッド・ナーヴズが単なるスピード一辺倒ではない、確かなソングライティングの才能を持つことを証明しています。

アルバム総評

ニューヨークにはザ・ストロークス、ミシガンにはザ・ホワイト・ストライプス、オハイオにはザ・ブラック・キーズ、そしてロンドンにはバッド・ナーヴズがいます。12曲のトラックが27分に詰め込まれていますが、エネルギーの息を呑むような突進の中であっという間に過ぎ去り、深呼吸してもう一度飛び込みたくさせてくれます。ライブシーンで鍛え上げられた生々しいグルーヴ、鋭い社会批評、そして一切の無駄を排したソングライティングが三位一体となった本作は、ガレージパンク好きなら絶対に聴くべき一枚です。

🎵Can’t Be Mine

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