Kenny Loggins/Japanese Singles Collection: Greatest Hits
「80年代の洋楽やサントラのワクワクするような熱気を、最も贅沢な形で追体験したい!」 そんなすべてのAOR、映画ファン、そして音楽コレクターの渇望を200%満たしてくれるのが、ケニー・ロギンスの『Japanese Singles Collection: Greatest Hits』です。 本作が提示するのは、ただ歴史的なヒット曲を並べただけのものではなく、当時の日本の洋楽ファンの熱いバイブスをそのまま真空パックした究極のタイムカプセル。 世界中を大合唱させたメガヒット映画主題歌はもちろん、日本限定でしか流通していなかった激レアなCMタイアップ曲など、彼が奏でる極上のライトメロウ&ハイクオリティ・ポップスが、五感を最高に刺激して奈落のハッピーなダンスフロアへと連れ去ります。
ジャンルと音楽性
本作の音楽ジャンルは、王道の「サントラ・ロック(Soundtrack Rock)」「AOR/ヨット・ロック」「ダンス・ポップ」、そして哀愁漂う「80sパワー・バラード」に分類されます。 最大の特徴は、ケニー・ロギンスならではの「一切の妥協のない完璧なソングライティングと抜群の歌唱力」です。 マイケル・マクドナルド(ドゥービー・ブラザーズ)やスティーヴ・ペリー(ジャーニー)、デヴィッド・フォスター、ジョルジオ・モロダーといった当時の超一級アーティストたちと組み、煌びやかなシンセサイザーのレイヤーと、肉厚でタイトなブレイクビーツ、そしてケニーのハイトーンでソウルフルな極上のヴォーカルが完璧な黄金比で融合。きらきらと輝く日差しのような明るさと、洗練された大人の哀愁が同居するサウンドデザインを確立しています。

Kenny Loggins/Japanese Singles Collection: Greatest Hits
おすすめのトラック
- 「Danger Zone」映画『トップガン』(1986年)のメインテーマであり、アドレナリンを沸点まで引き上げる不滅のシンセ・ロックアンセムです。地を這うようなシンセ・ベースの唸りと、F-14戦闘機の轟音を想起させる鋭利なギターリフが完璧に融合。映画の世界的な大ヒットと共に、ケニーの名をサントラ帝王として絶対的なものにした、聴くだけで全身の産毛が逆立つ歴史的マスターピースです。
- 「Footloose」映画『フットルース』(1984年)のメイン・テーマであり、全米チャート3週連続1位、日本でも社会現象を巻き起こした究極のダンス・ポップです。イントロの弾むようなドラムマシン・ビートと、一瞬で笑顔を誘うキャッチーな手拍子(ハンドクラップ)。ケニーの明るくエネルギッシュなシングジェイ(歌唱)が、どんな退屈な日常も巨大なダンスフロアへと変貌させる破壊力を持っています。
- 「Meet Me Half Way」シルヴェスター・スタローン主演の映画『オーバー・ザ・トップ』(1987年)の挿入歌であり、ケニーの表現者としての真骨頂を味わえる至極のパワー・バラードです(邦題:心の夜明け)。イタリアの巨匠ジョルジオ・モロダーによる美しく荘厳なシンセ・オーケストレーションに乗り、愛と闘志を優しく、そしてエモーショナルに歌い上げます。サビに向けて熱量がぐんぐんと上昇していくケニーの歌声には鳥肌が立ちます。
- 「Chain Lightning」1987年に日本限定でリリースされ、キリン「びん生」のテレビCMソングとしてお茶の間を彩った、本ベスト盤最大の目玉となる「世界初CD化」の激レア・トラックです(邦題:チェイン・ライトニング~夏の光にカンパイ~)。きらびやかでスマートな80sシンセ・ポップと、夏の潮風を感じさせる洗練されたAORフィーリングが完璧なバランスで疾走します。コアなコレクターが血眼になって探し求めた奇跡の1曲です。
アルバム総評
ケニー・ロギンスの『Japanese Singles Collection: Greatest Hits』は、ポピュラー音楽が最もきらびやかで、最もハッピーなメロディに情熱が注がれていた1980年代前半の熱気を、これでもかと真空パックした奇跡のアート・ポップ・ベストです。 彼が鳴らすのは、スタジオで綺麗に整えられただけのお行儀の良いBGMではなく、スクリーンから飛び出してきたような圧倒的な高揚感、大衆を惹きつける抜群のポップ・センス、そしてどんなトラブルもオシャレなステップで乗り越えていくようなアティテュード(姿勢)そのものです。
耳に残る完璧なサンプリング・フック、スロウで心地よいブレイクビーツの快楽、そしてどんな退屈な空間もオシャレな映画のワンシーンに変えてしまうようなサウンド。これらは現在の80sレトロ、シティ・ポップ再評価の流れにも完全にフィットします。マイケル・ジャクソンやシカゴ、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースを愛するすべての人にとって、これは一生モノのコレクションとして手元に置いておくべき究極のマスターピースです。さあ、スピーカーのボリュームをいつもより少し大きめにして、彼の極上サントラ・ビートに魂を委ねてみてください。
🎵Footloose


