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プログレの王者が80sデジタル・ポップへと奇跡の覚醒!イエス(Yes)が放った、完璧すぎる不滅のメガヒット近未来サウンド『90125』

Rock Rock/Alternative
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YES/90125

「70年代のプログレは難解でハードルが高いけれど、80年代のきらびやかでエッジの効いたロックは大好物!」 そんなロック・ファンからコアな機材マニアまで、すべての音楽リスナーの鼓膜を一瞬でジャックするのが、イエスの『90125』です。 本作が鳴らすのは、当時最新鋭だったサンプリング・シンセサイザー「Fairlight CMI」を駆使した、デジタルでソリッドな近未来の爆音。 ジョン・アンダーソンの唯一無二 of ハイトーン・ボイスと、クリス・スクワイアによる地を這うようなブリブリの重低音ベースが、最新の鋭利なシンセ・ガジェットと完璧に融合。スピーカーから放たれる圧倒的な音圧と洗練されたフックが、あなたの部屋を一瞬にして80年代のスタジアムへと変貌させます。

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ジャンルと音楽性

本作の音楽ジャンルは、「プログレッシブ・ポップ(Progressive Pop)」「ハイテク・ニュー・ウェイヴ(New Wave)」、およびエッジの効いた「アリーナ・ロック(Arena Rock)」に分類されます。 最大の特徴は、サンプリングを大胆に取り入れた「驚異的な音響構築」と、計算し尽くされたソリッドな楽曲アレンジの融合です。 トレヴァー・ラビンが持ち込んだ現代的でアメリカンなポップ・センスとハードロック・ギターを軸にしつつ、トレヴァー・ホーンによる超立体的なプロデュースが施されたことで、1秒の隙もない完璧なデジタル・オーディオ・アートを獲得することに成功しています。

おすすめのトラック

  • 「Owner of a Lonely Heart」彼らを全米チャート1位の栄冠へと導き、今なおTVCMや映画で使われ続ける、80年代ポップスを代表する不滅のキラー・アンセムです。あまりにも有名な、牙を剥くようなディストーション・ギターのイントロから始まり、冷徹なサンプリング・オーケストラ・ヒットが爆発します。これまでのプログレの常識を覆す、極限まで無駄を削ぎ落としたタイトなファンク・ビートと、ジョン・アンダーソンの透き通るようなボーカルが奇跡的なダンス・グルーヴを生み出しています。
  • 「Changes」トレヴァー・ラビンの卓越したソングライティング能力と、イエスならではのプログレ構造が最も美しく結実した名曲です。イントロの変拍子を刻む無機質なマリンバ風のシンセサイザーから、一転して分厚くエモーショナルなハードロック・サウンドへとダイナミックに展開します。ラビン自身がリード・ボーカルを執り、サビでジョン・アンダーソンの美しいコーラスと交差していくエモーショナルなドラマツルギーは鳥肌モノです。
  • 「Hold On」ライブでの定番曲でもあり、アリーナ・ロックのダイナミズムをこれでもかと体現した骨太なスタジアム・ナンバーです。重厚なコーラスワークと、トレヴァー・ラビンのエッジが効きまくったタフなギター・リフが心地よい爆走感を生み出します。ただキャッチーなだけでなく、中盤で見せるクリス・スクワイアの躍動するベースラインなど、往年のバンドとしての演奏力の高さが随所に光る傑作です。
  • 「Leave It」メンバーたちの声を完全に楽器として再構築し、グラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル部門にもノミネートされた、驚異のアカペラ・ポップです。緻密にサンプリング・エディットされたファンキーなボーカル・リフレインと、デジタルなビート。1983年当時としては完全に未来を行きすぎていたこの斬新なアプローチは、ただ激しいロックを鳴らすだけでなく、イエスという集団が常に最先端の表現者であることを強烈に証明しています。

アルバム総評

イエスの『90125』は、1980年代という「テクノロジーの進化によって音楽が最も劇的なアップデートを遂げた瞬間」を、これ以上ないほどスタイリッシュに真空パックした奇跡の名盤です。 ここにあるのは、過去の栄光にすがるお行儀の良いノスタルジーではなく、未来への純粋な好奇心、および時代をアップデートしていく圧倒的なアティテュードそのものです。

耳に残る完璧なサンプリングのフック、心地よい重低音の快楽、そしてスピーカーから吹き出す生のエネルギー。これらは、現在の80sレトロ・ネオシンセ波のトレンドにも完全にフィットします。ピンク・フロイドやジェネシス、あるいは現代のダフト・パンクやザ・ウィークエンドを愛するすべての人にとって、これは一生モノのコレクションとして手元に置いておくべき究極のマスターピースです。さあ、スピーカーのボリュームをいつもより少し大きめにして、彼らの極上ハイテク・ビートに魂を委ねてみてください。

🎵Owner Of A Lonely Heart

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