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80年代ファンクの女王がパーカッションで世界を震わせる!プリンスとシーラ・E.が共謀して創り上げたダンス・ファンクの最高峰『The Glamorous Life』

Pop Pop/Soul/Jazz
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Sheila E./The Glamorous Life

「綺麗に整えられた退屈なポップスには飽きた。もっと生々しく、心臓を直接震わせるような極上のファンク・ビートが聴きたい!」 そんな耳の肥えた洋楽ファン、ソウル、そしてブラックミュージック・ジャンキーのハートを完璧に鷲掴みにするのが、シーラ・E.の『The Glamorous Life』です。 本作が提示するのは、1980年代の最も熱くスタイリッシュなダンスフロアそのもの。 シーラのトレードマークである、狂暴なまでに熱いティンバレスやカウベルの爆走スラップと、プリンス印の電子クラップやファンキーなベースライン。スピーカーから放たれる圧倒的な熱量が、あなたの部屋を一瞬にして1984年当時のきらびやかな夜のクラブへと変貌させます。

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ジャンルと音楽性

本作の音楽ジャンルは、王道の「ミネアポリス・サウンド(Minneapolis Sound)」「ファンク(Funk)」「ダンス・ポップ」、そして「シンセ・ポップ/ラテン・ポップ」に分類されます。 最大の特徴は、当時プリンスが好んで多用したデジタル・ドラムマシン「LinnDrum」による硬質で機械的なビートと、シーラ・E.が完全にアドリブで爆発させる生身のパーカッション(ティンバレス等)が奇跡的な融合を果たしている点です。 ただお利口なポップスにとどまらず、ラテン調の情熱的なうねりと、冷徹で無機質なシンセサイザーのレイヤーが最悪かつ最高な形で握手を交わし、極めてソリッドで大衆に響くダンサブルなフックを確立しています。

Sheila E./The Glamorous Life

おすすめのトラック

  • 「The Glamorous Life」彼らの名を一瞬にして世界中に決定づけた、80年代を代表する不滅のメガヒット・ダンス・ファンクアンセムです。耳を劈くような電子ベースとドラムマシンがうねるなか、シーラの鬼気迫る高速ティンバレス・スラップが五感を刺激します。「彼女はグラマラスな生活(物質的な富)を求めるけれど、本当に求めているのは真実の愛」というシニカルでRelatableなストーリーテリング。サビでの強烈なホーンと、後半でのサックスとパーカッションの獰猛なジャムセッションは、全身の産毛が逆立つほどのカタルシスを放っています。
  • 「The Belle of St. Mark」「The Glamorous Life」に続いてシングル・カットされ、全米・全英を熱狂させた、アルバムのオープニングを飾る極上のシンセ・ファンクです。プリンス印を象徴する、イントロのメカニカルなハンドクラップと浮遊感のあるメロディが心地よく、イントロが鳴った瞬間に誰もが笑顔になってステップを踏み出します。シーラのどこかハスキーで艶やかなヴォーカルが美しく滑り抜ける、80sファンクの醍醐味が凝縮された隠れた傑作です。
  • 「Noon Rendezvous」プリンス自身も生涯大切にし、死後に『Originals』で自身のヴァージョンが公開されたことでも大きな話題を呼んだ、至極のスロウ・バラードです。煌びやかな電子ファンクから一転、しっとりと美しいシンセパッドのレイヤーに乗り、シーラが甘く、囁くような美しいハイトーンのウィスパーボイスで切ない大人の関係を歌い上げます。真夜中の静寂を美しく彩るような、彼女のシンガーとしての豊かな表現力を実感できる重要なトラックです。
  • 「Oliver’s House」ニュー・ウェイヴ直系のチープでアグレッシブなシンセサイザーが弾け飛ぶ、アルバム中最もキャッチーでお祭り騒ぎなダンス・ナンバーです。弾むようなタイトなリズムセクションと、どこか不穏でコミカルなビート。裕福な男の子「オリヴァー」の家での楽しい時間を歌ったユーモラスな言葉遊びと、サビでの大合唱を誘うハッピーなバイブスは、ガレージロックやパワーポップのリスナーにも一瞬で馴染む中毒性を秘めています。

アルバム総評

シーラ・E.の『The Glamorous Life』は、1980年代半ばという「エレクトロ・ファンクが最も獰猛で、最もピュアに輝いていた瞬間」を完璧に真空パックした奇跡の名盤です。 ここにあるのは、デジタルで綺麗に整えられたお行儀の良いラウンジ・ミュージックではなく、汗とカクテルの匂い、ストリートの焦燥、そして誰もを踊らせる本物のアティテュード(姿勢)そのものです。

耳に残る完璧なサンプリング・フック、スロウで心地よいロカビリー・ファンクの快楽、そしてどんな空間もスタイリッシュなクラブに変えてしまうようなサウンド。これらは現在の80sレトロ、Y2K、シティ・ポップ再評価の流れにも完璧にフィットします。プリンスザ・タイム(The Time)、ジャネット・ジャクソンを愛するすべての人にとって、本作は一生モノのコレクションとして手元に置いておくべき究極のマスターピースです。さあ、スピーカーのボリュームをいつもより少し大きめにして、彼女たちの極上爆走ファンクに魂を委ねてみてください。

🎵The Glamorous Life

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