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地獄から這い出たサイコビリーの始祖メテオスの『Bastard Sons of a Rock’n’Roll Devil』!狂気とユーモアとロックンロールをミックスした強烈な一枚で、あなたの魂を燃え上がらせる

Rockabilly/Psychobilly
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サイコビリーの元祖にして永遠の異端児、The Meteorsが2004年に放ったアルバム『Bastard Sons of a Rock’n’Roll Devil』は、そのタイトルからして只者ではない迫力を放っています。暴走するスラップベース、ガレージ感むき出しのギターリフ、そしてポール・フィーネンの不敵なボーカル。聴く者を悪魔のロカビリーパーティへと誘うこの一枚は、サイコビリーというジャンルの自由さと狂気を再確認させてくれるアルバムです。

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ジャンルと音楽性

The Meteorsは、自らのサウンドを「サイコビリー」と名乗った最初のバンドとして知られていますが、本作『Bastard Sons of a Rock’n’Roll Devil』では、そのルーツである50年代のロカビリーと、パンクロック、ガレージロック、さらにはホラー映画的な世界観を融合させた、より深化したサウンドを聴かせてくれます。攻撃的なテンポとダークなユーモア、そして不穏な緊張感が全体に貫かれており、まさに「悪魔のロックンロール」と呼ぶにふさわしい内容です。

おすすめのトラック

  • 「Straight Down to Hell」
    この曲は、The Meteorsの代名詞である“サイコビリー”の荒々しさと不気味さを凝縮した一撃。ザラついたギター、重厚なスラップベース、そしてPaul Fenechの悪魔的なボーカルが絡み合い、まさに“地獄直行”のタイトル通りの混沌を描き出す。疾走感とダークユーモアが共存する、サイコビリー入門にもぴったりなナンバー。
  • 「You Scare Me (Not)」
    挑発的なタイトル通り、「怖くなんかないぜ」と不敵に笑い飛ばすようなサイコビリー・アンセム。粗削りなギターリフとパンキッシュなビートに乗せて、The Meteorsらしい反骨精神とユーモアが炸裂。恐怖を茶化しながらも、背後にはしっかりとした演奏力が光る一曲。
  • 「Kat Killer
    鋭いギターリフと不穏なベースラインが絡み合い、不気味で凶暴な雰囲気を醸し出すサイコビリーの真骨頂。The Meteorsらしいスピード感と暴力的なユーモアが炸裂する1曲で、まさに“狂気のロックンロール”と呼ぶにふさわしい仕上がり。
  • 「Psychobilly Stomp (The Real MC.Coy)」
    スラップベースが炸裂するダンサブルなビートと、突き刺さるようなギター、荒々しいヴォーカルが三位一体となって、まさに“Psychobilly”の名にふさわしいパワーを放つ。

アルバム総評

『Bastard Sons of a Rock’n’Roll Devil』は、The Meteorsの熟成されたサイコビリーサウンドが詰まった一枚です。カバー曲の解釈の妙、オリジナル楽曲に込められた狂気、そしてサブカルチャーへの愛。これらがバランスよく配置された本作は、初心者からコアなファンまで幅広く楽しめる構成になっています。暴走する音の波に身を任せ、ヘルズ・ロカビリーの宴を堪能すべし。

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