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アグロライツが放つ『Dirty Reggae』は、ジャマイカの黄金時代とロサンゼルスのアンダーグラウンドが出会った奇跡のグルーヴ!古き良きレゲエとソウルフルなロックスピリットが融合し、心と体を同時に揺さぶる真のヴィンテージ・サウンドがここに

Reggae Reggae/Ska
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2003年にロサンゼルスで結成されたThe Aggrolitesは、「ダーティ・レゲエ(Dirty Reggae)」という独自のスタイルを掲げ、ジャマイカ発祥の伝統的なスキンヘッド・レゲエ、ロックステディ、アーリー・ダブにパンクのDIY精神を融合させたユニークなバンドです。その記念すべきファースト・アルバム『Dirty Reggae』(2003年)は、まさに彼らのアイデンティティそのものを打ち出した作品であり、レトロでありながらも新しい感覚に満ちた一枚となっています。

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ジャンルと音楽性

『Dirty Reggae』は、そのタイトル通り「ダーティ(=泥臭くてラフな)」な質感を大切にしたサウンドが最大の魅力です。ルーツ・レゲエやスキンヘッド・レゲエの黄金期である60年代後半〜70年代初頭の空気感を忠実に再現しながらも、現代的なエッジが効いており、ロックステディの甘さとソウルフルなグルーヴ、ダブの深みが見事に融合されています。

録音の質感も生々しく、スタジオワークというよりは「ライブの熱気をそのまま詰め込んだ」ようなラフさがあり、聴いているだけで汗ばむような臨場感があります。彼らのサウンドは、オルガン、ドラム、ベース、ギターのグルーヴが一体となって作り出す、まさに「ダンスフロア仕様」のレゲエなのです。

おすすめのトラック

  • Pop the Trunk
    このトラックは、すぐにThe Aggrolitesの世界に引き込まれる強烈なナンバー。ハモンドオルガンとグルーヴィなベースが絡み、軽快ながら骨太なグルーヴを展開します。
  • Dirty Reggae
    タイトル曲にしてバンドの代表的スタイルを体現した一曲。ソウルフルなヴォーカルとスモーキーな空気感が絶妙で、まさに彼らの「音楽的宣言」といえる曲です。
  • Jimmy Jack
    ダーティーなオルガンとグルーヴィーなベースが光る1曲。スカとソウルを巧みにブレンドし、レトロながら新鮮なダンスチューンに仕上がっています。
  • Burning Bush
    オルガンのうねりとメロウなギターが絡み合い、じわじわと熱を帯びるようなグルーヴが魅力。夜のドライブやチルタイムにぴったりな、渋さと粋が同居した名曲です。

アルバム総評

『Dirty Reggae』は、The Aggrolitesというバンドの原点を知るには欠かせない作品です。彼らの音楽は、クラシックなスキンヘッド・レゲエへの深い敬意と、現代的な解釈によって、単なる懐古主義にとどまらない独自の世界を築いています。ジャンル的にはレゲエ/ロックステディ/スカの境界線上に位置しつつも、あくまで「Aggrolites印」のサウンドを貫いているのが魅力です。

ダンスフロアで汗を流したい人も、ビール片手にリラックスしたい人も、どちらの気分にも応えてくれる懐の深さを持った一枚。レゲエの新しい入口としても、ルーツ好きのリスナーへのご褒美としてもオススメできる、極上のダーティ・レゲエ・アルバムです。

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