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アナベラのエネルギッシュな歌声が躍動する、バウ・ワウ・ワウのすべてが詰まった決定盤『Love, Peace & Harmony: The Best of Bow Wow Wow』は、80年代ポストパンク×ニューウェーブを余すことなく堪能できるベスト・コレクション

Rock Rock/Alternative
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80年代ポストパンク・シーンを軽やかに駆け抜けた、バンドBow Wow Wow。彼らの代表曲を網羅したベストアルバム『Love, Peace & Harmony: The Best of Bow Wow Wow』は、時代を彩ったアフロビート調のドラム、バーミーズ風ギターリフ、そしてアナベラ・ルウィンの奔放でキュートなヴォーカルが炸裂する一枚だ。単なる懐古にとどまらず、今なお色あせない瑞々しいエネルギーが詰まっている。

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ジャンルと音楽性

Bow Wow Wowは、マルコム・マクラーレンのプロデュースによって、元アダム&ジ・アンツのメンバーを中心に結成されたニューウェイブ/ポストパンク・バンド。本作では、パーカッシブなサウンドと陽気なレゲエ/アフリカンリズム、パンク的な無垢な衝動が絶妙にブレンドされている。ポップでありながら、音の粒立ちは奇抜で前衛的。特にアナベラのヴォーカルは、舌ったらずな愛らしさと野生的なシャウトの二面性を併せ持ち、彼女の存在が音楽の方向性を決定づけている。

おすすめのトラック

  • 「I Want Candy」
    代表曲にして永遠のキラーチューン。バウ・ワウ・ワウを知らなくても、このキャッチーなフレーズと跳ねるようなビートは耳に残る。カヴァー曲ながら、完全に自分たちのものにしてしまった圧倒的な存在感。
  • 「Go Wild in the Country
    ナチュラル志向の歌詞と躍動感あるアフロビートの融合。アナベラのヴォーカルが、都市と自然のはざまで生きるティーンの心情を軽やかに表現する。
  • 「Do You Wanna Hold Me?」
    メロディアスなポップ感とシンプルなギターフックがクセになる。ラブソングのようでありながら、どこか距離を取るようなクールさが独特だ。
  • 「Baby, Oh No」
    バンド後期の完成度の高いポップチューン。ドラムとギターのリズムが絡み合い、最後まで耳を飽きさせない。

アルバム総評

『Love, Peace & Harmony: The Best of Bow Wow Wow』は、単なるヒット曲の寄せ集めではなく、バンドの進化と遊び心を俯瞰することができる作品だ。パンクやニューウェーブにポップやエスニック要素を大胆に取り入れたBow Wow Wowの音楽性は、今なおフレッシュで、多くのリスナーにとって新たな発見となるはず。アナベラのカリスマ性とバンドのリズム感が融合した本作は、時代を超えて聴かれるに値するベスト盤である。

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