原田知世の『noon moon』は、2014年にリリースされたアルバムであり、彼女が持つ幅広い音楽性を凝縮したような作品です。5年ぶりのオリジナルアルバムとなる本作は、ボサノヴァ・デュオnaomi & goroのギタリストであり、作曲家/音楽プロデューサーとしても活躍している伊藤ゴローをプロデューサーに迎え、制作されました。
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Amazon.co.jp: noon moon : 原田知世: デジタルミュージック
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アルバムタイトルの意味
アルバムタイトルの「noon moon」とは、昼間の青い空に透けて見える月を指します。このタイトルが象徴するように、アルバム全体を通して、様々な角度から「月」を捉え、その多面的な姿を音楽で表現しています。まるで月が光の当たる部分や見る位置、時期によって違う表情を見せていくように、このアルバムも、様々なスタイルの曲が収められています。
音楽性と特徴
『noon moon』は、大人のリスナー向けともいえるアコースティックなポップスです。親しみやすいメロディーでありながら、どこかノスタルジックな雰囲気も漂わせ、80年代のポップスへのオマージュを感じさせる一方で、現代的なサウンドも取り入れています。
特徴的な点として、以下の点が挙げられます。
- 多様な楽曲スタイル: ボサノヴァ、フォーク、AORなど、様々な音楽ジャンルを融合させており、聴き飽きさせない。
- 豪華なゲストミュージシャン: 坂本龍一氏、池澤夏樹氏など、様々な分野で活躍するアーティストが参加している。
- 原田知世の表現力: 透明感のある歌声と、繊細な表現力で、歌詞の世界観を深く描き出している。
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アルバム内のおすすめ曲
『noon moon』には、多くの魅力的な曲が収録されていますが、特に以下の曲がおすすめです。
- 「名前が知りたい」: 作家/詩人の池澤夏樹氏が作詞を担当した楽曲。どこか懐かしく、心に沁みるメロディーが印象的。
- 「青空の月」: 坂本龍一氏がキーボードで参加。美しいメロディーと、透明感のある歌声が心地よい。
- 「午後の光」: 穏やかなアコースティックギターの音色が心地よく、午後のひとときを連想させる。
- 「夏の終わり」: 切ないメロディーと、夏の終わりを告げるような歌詞が印象的。
まとめ
『noon moon』は、原田知世の音楽性の幅広さを改めて感じさせてくれる、魅力的なアルバムです。様々な音楽ジャンルを融合させながら、聴く人の心に優しく語りかけてくるような、温かいサウンドが特徴です。
もし、原田知世の音楽に興味がある方は、ぜひこのアルバムを聴いてみてください。きっと、新しい発見があるはずです。