ベイビー・シェイクスのデビューアルバム『First One』は、2008年にリリースされ、彼女たちの音楽的なスタートを飾る重要な作品です。このアルバムは、1970年代のパンクやパワーポップから大きな影響を受けた彼女たちの独自のスタイルを確立しています。全体的なサウンドはシンプルでありながらも力強く、甘さとパンキッシュなエネルギーを巧みに融合させています。
⬇️アマゾンミュージックで『First One』をチェック⬇️
Amazon MusicでBaby ShakesのFirst Oneを再生する
Amazon.co.jp: First One : Baby Shakes: デジタルミュージック
ジャンルと音楽性
『First One』は、ガレージパンクやパワーポップのジャンルに分類されます。疾走感あふれるギターリフとキャッチーなメロディー、そしてシンガロングしたくなるコーラスが特徴的です。特に、RamonesやThe Runaways、さらにはBuzzcocksのようなクラシックバンドへのオマージュを感じさせつつも、どこか無邪気で現代的なエネルギーが全編に溢れています。アルバムはDIY精神に基づいたプロダクションが施されており、飾らない直球の音がリスナーの心を掴みます。
アルバムのテーマ
『First One』は、恋愛や友情、若さゆえの衝動といった普遍的なテーマを取り扱っています。しかし、その表現方法は軽快で陽気。深刻になりすぎず、リスナーを楽しませるポジティブなトーンが特徴的です。
リンク
代表的なトラック
- “Shake Shake”
アルバム冒頭を飾るこの曲は、まさにBaby Shakesのエネルギーを体現した一曲。キラキラしたギターサウンドとボーカルの明るさが印象的です。 - “Come Back Home”
メロディックでどこかノスタルジックなこの曲は、切なさとキャッチーさの絶妙なバランスを持っています。 - “Sugar High”
甘くてパンキッシュなこのトラックは、一度聴いたら頭から離れない中毒性の高いメロディが魅力。 - “Stuck On Blue”
シンプルでダンサブルなビートが楽しいナンバー。ライブでも盛り上がること間違いなし。
総評
『First One』は、Baby Shakesの原点とも言える作品であり、バンドとしてのエネルギーと個性が凝縮されています。このアルバムは、ジャンルの枠を超えた親しみやすさがあると同時に、ガレージロックやパワーポップのファンにはたまらない仕上がりです。軽快なテンポとシンガロング可能なフック満載のこの作品は、聴けば聴くほど愛着が湧く一枚です。