Rockabilly/Psychobilly

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ロカッツの『Make That Move』は、50年代のロカビリー魂が80年代のナイトクラブで再点火!都会の夜を疾走するネオ・ロカビリーの金字塔!古き良きロックンロールにパンクのスピードをブレンドした、永遠に踊り続けたくなる一枚

1980年代初頭のネオロカビリー・ムーブメントを牽引したThe Rockatsが放つ『Make That Move』は、都会の夜を疾走するロカビリーの新時代を告げた傑作だ。クラシカルなロカビリーのスピリットをそのままに、パンクやニューウェーブのスピード感とスタイリッシュなアティチュードを融合。50年代への憧憬と80年代の革新が交差するこのアルバムは、単なる懐古ではなく、ロックンロールの進化形を提示した作品と言える。煌びやかで、野性的で、どこか切ない――The Rockatsが放つビートは、まるで夜明け前のダンスフロアに鳴り響く恋の衝動のようだ。
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『Kicked Outta Purgatory… Psychobilly』は、狂気・ロカビリー・パンクが渦を巻く、魂の暴走列車!燃えるスラップベースと悪魔の笑い声が交錯するこのコンピレーションアルバムは、天国でも地獄でもない“煉獄のダンスホール”から放たれた、究極のサイコビリー・アンセム集だ

『Kicked Outta Purgatory... Psychobilly』は、2000年代初頭のサイコビリー・シーンを俯瞰する上で極めて重要なコンピレーション・アルバムです。このタイトル(「煉獄から蹴り出された...サイコビリー」)が示す通り、メインストリームから外れた場所で熱狂するサイコビリーの「罪人たち」のエネルギーを一同に集めた一枚です。Nekromantix、Demented Are Go、HorrorPopsといったジャンルのトップランナーから、当時頭角を現し始めた新鋭まで、世界中のバンドが参加しており、その総数は29トラックにも及びます。荒々しいウッドベースのスラップ音、ホラー・SF・アウトローな世界観、そしてパンクの衝動が炸裂する本作は、サイコビリーというジャンルの多様性と爆発力を体感するための最高のガイドブックと言えるでしょう。
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英国サイコビリー黎明期を駆け抜けたステージフライトが送る「Island of Lost Souls」!80年代サイコビリーのワイルドで生々しい衝動をそのまま真空パックした、全てのホラー・ロッカーに捧げる絶対的名盤

英国サイコビリー・シーンの黎明期から活動する伝説的バンド、Stage Friteが放った名盤『Island of Lost Souls』は、80年代後半のシーンの熱気とロウなエネルギーを真空パックしたかのような、荒々しくもキャッチーな魅力に満ちた一枚だ。タイトルが示す通り、「失われた魂の島」をテーマに、B級ホラー映画のような世界観と、性急なビートが融合。彼らのサウンドは、初期サイコビリーが持つ危険な香り、パンクの衝動、そしてロカビリーの根源的な楽しさを見事に体現しており、ジャンルの歴史を語る上で欠かすことのできない重要な作品として、今なお多くのファンに愛され続けている。
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ヘイライド・トゥ・ヘルの『Hayride To Hell』が放つ、血と煙とスラップベースの轟音ロカビリー!悪魔の笑い声とともに始まるこのアルバムは、サイコビリーの暴走とロカビリーのルーツを融合させた“地獄系ロックンロール絵巻”

地獄行きの馬車が、轟音とともに疾走を始める――そんなイメージを抱かせるのが、Hayride To Hell(ヘイライド・トゥ・ヘル)のセルフタイトル・アルバム『Hayride To Hell』だ。サイコビリー、パンク、ロカビリーを血のように混ぜ合わせたサウンドは、暴力的でありながらキャッチー、混沌の中に確固たる美学を感じさせる。ホラー映画のような暗闇のユーモア、スピードとグルーヴの共存、そして汗と煙が充満したライブハウスの熱気をそのままパッケージしたような一枚である。
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タイガー・アーミーの『III: Ghost Tigers Rise』が描く、哀しみと激情が交錯するゴシック・サイコビリーの真髄!夜風を裂くスラップベースと、Nick 13の魂を焦がすボーカルが、愛と死のはざまを永遠に疾走する

カリフォルニア発のネオ・サイコビリー・トリオ、Tiger Army(タイガー・アーミー)が2004年に放った3rdアルバム『III: Ghost Tigers Rise』は、ダークでロマンティックな幽霊たちの舞踏会のような作品だ。彼らのトレードマークであるアップテンポのサイコビリー・ビートに、50’sロカビリーのノスタルジー、そして80’sパンクのスピリットが混ざり合い、唯一無二の世界観を築いている。本作では特に、フロントマンのNick 13によるメロディセンスと、陰影に富んだ叙情性が際立ち、荒々しさの中にも哀愁と美しさが宿る。
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シック・シティ・ダガーズの『Live Fast… Die Psycho』は、パンクの衝動とホラーの美学を融合させたこのアルバムは、夜を駆け抜ける不良たちのサウンドトラックとして、サイコビリーの危うい魅力を全身で浴びせかけてくる

Sick City Daggersのアルバム『Live Fast... Die Psycho』は、タイトル通り「速く生き、狂気のまま死ぬ」という反逆的で危険な空気をまとった、サイコビリー・スピリット全開の作品である。ガレージパンクの荒削りな衝動と、ロカビリー由来の跳ねるリズム、さらにホラーを思わせる不穏なイメージが混ざり合い、聴く者を一気に夜のストリートへと引きずり込む。暴走感とキャッチーさのバランスを絶妙に保ち、アンダーグラウンド・シーンに強烈な存在感を刻んでいる。
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ヘルバッツの『Dark’n’Mighty』は、サイコビリーのスピードと不良性に、メタルの重厚さとホラーの不気味さを掛け合わせ、“暗黒にして強靭”というタイトルをそのまま体現した、地下シーンから放たれる反逆と狂気の名盤

フランス発のサイコビリー・バンド、Hellbatsが放った『Dark'n'Mighty』は、そのタイトル通り“暗黒にして強靭”なサウンドを全編に刻み込んだ作品だ。サイコビリーらしい荒々しいベースのスラップやスピード感に加え、メタルやハードロックの要素を大胆に取り入れることで、より厚みのある音像を作り上げている。地下シーンで培われた不敵なアティチュードを武器に、夜の混沌を音楽で表現するアルバムだ。
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コフィン・キャッツの『Straying From The Pack』は、サイコビリーの型を壊しながら、パンクの疾走感とロカビリーの不良性を融合させ、“群れから逸脱する”というタイトル通りの姿勢を音で刻み込んだ、反逆と進化の象徴たるアルバム

The Koffin Katsの『Straying From The Pack』は、デトロイト出身のサイコビリー・トリオが放つ攻撃的かつダークなエネルギーに満ちたアルバムだ。彼らの持ち味である不穏なベースのうねり、ザラついたギターリフ、そして荒削りながらもどこかキャッチーなメロディが一体となり、リスナーを夜のアンダーグラウンドへと引きずり込む。タイトルが示す通り「群れから逸脱する」ような姿勢を貫き、サイコビリーという枠を超えてパンクやロカビリーのエッセンスを自由に融合させている点も印象的だ。
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ネオ・ロカビリーの旗手として1980年代のロンドンから飛び出したPolecatsが、古き良きロカビリーにグラムのスパイスを加えて生まれ変わらせた!その魅力を凝縮したポールキャッツの『Cult Heroes』は、時代とジャンルを越境するサウンドの冒険譚だ

1980年代のネオ・ロカビリー・ムーブメントを牽引したバンド、Polecats(ポールキャッツ)。彼らのアルバム『Cult Heroes』は、その名のとおり、カルト的な支持を受ける名曲を集めたコンピレーション的な作品であり、ロカビリーへの愛とパンクのエネルギーを融合させた一枚だ。伝統的なロカビリーのルーツを守りながらも、モッズ、パンク、ニューウェイブといった80年代の多彩な音楽潮流と見事に交錯する、独特なポールキャッツ・サウンドがここに詰まっている。
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ザ・クランプスの『Look Mom No Head!』は、ホラーとロカビリーが交錯する狂気のカーニバル!退屈を吹き飛ばす唯一無二のサウンドで、あなたの感覚をねじ曲げる究極のサイコビリー体験がここにある

1991年にリリースされたThe Crampsの『Look Mom No Head!』は、サイコビリーというジャンルの枠を広げ、さらに過激かつ官能的な世界観を押し広げた作品だ。ガレージロックの粗削りなエネルギー、ロカビリーの跳ねるリズム、そしてホラーやエロスを融合させた独自の美学が、全編にわたって炸裂している。The Cramps特有の毒気とユーモアは健在で、リスナーを一瞬で彼らのアンダーグラウンドなサーカスに引きずり込む。
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